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映画フィルムで上映!姫路で。白い巨塔、張込み、黒い画集、悪い奴ほどよく眠る

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現在、映画館で上映されているほとんどの作品は、フィルムではなく、デジタル素材で上映されています。
なので、普通の映画館には映写機自体がなくなっています。持っている必要がないのです。

映画をフィルムの上映で観る機会はほとんどなくなってしまいました。

2020年12月17日と18日に、姫路で社会派ミステリーの傑作の名画鑑賞会があります。
この鑑賞会はフ映画フィルムの映写機を使った上映会です。
入場料はなんと2日間500円です。

この記事は、その鑑賞会を紹介するととに、映画フィルム上映に現状について書いています。

姫路・名画鑑賞会~社会派ミステリー特集~

1950年代後半から1960年代にかけて制作された社会派ミステリーの傑作名作4本を2日間に分けて上映されます。

「張込み」       12月17日(木曜日)12:00~14:00

監督 野村芳太郎。原作 松本清張原作。脚本は橋本忍。1958年度キネマ旬報ベストテン第8位。出演 大木実、、宮口精二、高峰秀子、田村高広、菅井きん

「悪い奴ほどよく眠る」 12月17日(木曜日)12:00~16:55

監督 黒澤明。黒澤監督が自ら設立した黒澤プロダクションの第1作目。公団の汚職で死に追いやられた父の復讐を果たそうとする物語。現代社会にはびこる政治汚職に鋭く切り込み、サスペンスに満ちたエンターテイメントとしても成立させた画期的な作品。出演者  三船敏郎、森雅之、香川京子、三橋達也

「白い巨塔」      12月18日(金曜日)12:00~14:30

監督 山本薩男。山崎豊子の医局制度の問題点や医学界の腐敗を鋭く追及した社会派小説が原作。出演者  田宮二郎、
田村高廣、小川真由美、東野英治郎、小沢栄太郎、滝沢修、船越英二

「黒い画集 あるサラリーマンの証言」12月18日(金曜日)14:50~16:25

監督 堀川弘通。原作は松本清張『黒い画集』の中の一編『証言』。橋本忍が脚色。出演者 小林桂樹、石野貞一郎、中北千枝子、菅井きん

上映会場

姫路市文化センター(大ホール)

両日とも 11:00 開場

入場料

500円(2日間通し券・全席自由席)

 

映画のデジタル化

映画のデジタル化は、撮影後の映像編集や音楽の編集といったポストプロダクションの作業をデジタル上で行うことから始まりました。
デジタルカメラの画質が35mmフィルムに劣る時代は、撮影はフィルムで行い、そのフィルムをデータに変換してデジタル上でポストプロダクションの作業を行う方法がとられたのです。

そして作業が終わったら、そのデータをフィルムに再度変換してネガを作り、映画館上映用プリントを作成しました。2000年代初期までです。

現在では、映画館でのデジタルのDCP(Digital Cinema Package)での上映が主流となっているためフィルムに変換されることはなく、ポストプロダクションの作業を経たデータをDCPデータ(現状では2Kが主流)に変換して映画館上映用素材を作るのが標準となっています。

また、フィルムは高価であるため、フィルム撮影にこだわりがある作品か、予算的に余裕のある作品しかフィルム撮影されていないのが現状のようです。それ以外の映画においてはほぼ全ての作品がデジタルカメラで撮影されています。

このように現在、映画館で上映されているほとんどの作品は、フィルムではなく、デジタル素材(DCP)で上映されています。
ですから、普通の映画館はフィルムの映写機を持っている必要がありません。
その結果、全国の映画館からフィルムの映写機はどんどん姿を消してやいて、現在では、古い映画をコンスタントに上映する劇場と、大手シネコンの一部に残っているだけです。
当然、フィルムを扱える映写技師もいなくなっています。

そんなわけで、多くの人が知らないうちに、フィルム素材の映画は簡単には見られなくなってしまっているのです。

映画フィルムの魅力

フィルム映画には、デジタルにはない雰囲気があります。
見慣れているテレビ放送は、1秒間に約60コマといわれています。
映画は24コマです。1秒間に24コマの静止画が連続して流れているのです。

コマ数が多いほど滑らかな映像として映しだされます。

虚構の世界と感じる味のある映像と思えるのは、少し動きに粗さを感じる少な目のコマ数のためなのでしょうか。

ときおり入る映像のノイズもなんとなく味わい深い印象です。

こんなフィルム映画の味わいある雰囲気が大好きな映画ファンはたくさんいると思います。

国立映画アーカイブ

映画ファンにとっては、フィルム映画の衰退は悲しい事といえます。
しかし、フィルム映画の歴史や文化を後世に残そうとする施設が存在します。
『国立映画アーカイブ』は、日本で唯一の『国立映画専門機関』です。

国立映画アーカイブは、映画の保存・研究・公開を通して映画文化の振興をはかる拠点です。

映画を保存・公開する拠点としての機能
国内外の(デジタル作品を含む)映画及び図書などの映画関連資料の収集・保存・復元と
これらに関する学術的な調査研究に携わるとともに、
館内での上映・展示、図書室での公開、ならびに
館外利用者への貸出・複製利用・特別観覧などによって所蔵品の公開を行っています。

映画に関するさまざまな教育拠点としての機能
「こども映画館」や「優秀映画鑑賞推進事業」など、多様な観客層を対象に、映画を通して文化・芸術や歴史・社会を学ぶ機会を提供するとともに、国内外の映画関係団体や専門家との連携によって、映画の保存や教育に関する交流や人材育成を行っています。

映画を通した国際連携・協力の拠点としての機能
世界各国の映画保存機関が集う国際組織である国際フィルムアーカイブ連盟(FIAF)に加盟し、各機関との間で収集に関する連携協力や上映企画の共同開催・協力などを行うほか、映画のシンポジウムや講演会などを開催しています。

国立映画アーカイブ HPより

 

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