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白峯神宮、過酷は運命の崇徳・淳仁天皇の御霊を祀った神宮は、スポーツの神様。

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白峯神宮(しらみねじんぐう)は、京都市上京区にある神社です。
配流されてその地で歿した第75代崇徳(すとく)天皇と第47代淳仁(じゅんにん)天皇をともに御祭神として祀られています。
たいへんな力を持った祭神とされ、そのパワーにあやかりたいと心願成就のため多くの参拝者が訪れます。

また、境内の地主社(じしゅしゃ)に祀られている「精大明神(せいだいみょうじん)」は蹴鞠(けまり)の神様として有名です。
サッカーをはじめプロスポーツ選手や学生さんが技術の上達や必勝祈願に訪れています。
そのため境内には選手たちが奉納したボールなどがたくさん置かれています。

旧の社格、神社が国家の管理であった時代の神社の格式でいうと最上位の官幣大社でした。
天皇を祀っている最上位の神社であるので「神宮」です。

白峯神宮(しらみねじんぐう)の概要

【住所】
〒602-0054 京都市上京区今出川通り堀川東入飛鳥井町261番地
【お問い合せ】電話 075-441-3810 / FAX 075-441-3820
【URL】 http://shiraminejingu.or.jp/
【参拝時間】 8:00~17:00
【授与所】 8:00~16:30
【拝観料】無料
【参拝時駐車】正面より入り左右に駐車場があります。
【交通アクセス】
▼市バス
「堀川今出川」下車 9・12号東へ徒歩1分
51・59・201・203号すぐ目の前
▼地下鉄
京都市営地下鉄 烏丸線 「今出川」駅下車 ④号出口より西へ徒歩約8分

白峯神宮 本殿に祀られるお二人の天皇

白峯神宮の本殿では、和歌でも有名な「崇徳(すとく)天皇」と日本書紀を編集した舎人(とねり)親王の皇子である「淳仁(じゅんにん)天皇」の御霊が御祭神として祀られています。

平安時代、崇徳上皇は「保元の乱」に敗れて讃岐国に流され、その地で崩御します。
その後天変地異が相次いだことから上皇の祟りとされ、上皇が葬られた白峯陵(香川県坂出市)の前に、上皇を白峯大権現として祀る御影堂が建立されました。

江戸時代の末期、孝明天皇が「崇徳天皇の神霊が異郷の地にあるのはよろしくない」と、崇徳天皇の御霊を慰め、かつ未曾有の国難にご加護を祈らうとされ、その神霊を京都に移すよう幕府に命じましたが、ほどなくして崩御されてしまいます。

その後即位した明治天皇は、父・孝明天皇の遺志を継ぎ、
崇徳天皇の慰霊のため、飛鳥井家の邸宅の跡地に社殿を造営し、
讃岐の白峰陵の御影堂から神像を移設し、ご神体として祀つられました。
1868年(明治元)のことです。
社名は「白峯宮」。

1873年(明治6年)に、同様に、奈良時代「藤原仲麻呂の乱」に巻き込まれて淡路国に配流され、その地で不遇の死を遂げた天皇「淳仁天皇(淡路廃帝)」も淡路島南端の淡路陵から御霊を遷し合祀されます。
官幣中社となります。

1940年(昭和15年)に社格で最上位の官幣大社に昇格し、神宮の号を許され、「白峯神宮」と改名されました。

球技・スポーツの神様「精大明神(せいだいみょうじん)」

もともと白峯神宮の地は蹴鞠、和歌の宗家(蹴鞠や和歌を教えることを家業としていた)公家である飛鳥井家の邸宅の跡地でした。
境内地主社の鞠、球技、芸能上達の神として知られる「精大明神(せいだいみょうじん)」は、この飛鳥井家が代々守護神として邸内にお祀りしてきたものです。
白峯神宮がその祭祀を受け継いでいます。
今では「スポーツの神様」として崇敬され、サッカーをはじめと球技やスポーツ全般、そして各種習い事に至るまで、上達を願う人たちが絶えず参拝しています。

スポーツの守護神です。

修学旅行シーズンには球技などのスポーツをしているたくさんの学生さんが参拝に訪れています。

全国唯一のスポーツにちなんだお守り「闘魂守」が有名です。
それと、叶う輪(かなうわ)という縁起物があります。

そして、地主社の横には、「蹴鞠の碑(けまりのひ)」があります。「お参りされた後で、この蹴鞠の碑の『撫で鞠』を一周回すと球運を授かるようです。

また、蹴鞠は、鞠を落とさない事ことから、「落ちない」、学力を落とさない・試験に落ちないなどと縁起が良いとされています。

蹴鞠の奉納

白峯神宮では、年に2回蹴鞠が奉納されていて、境内で平安時代の衣装に身を包んだ人たちの蹴鞠を見ることができます。
蹴鞠奉納のあとは誰でも参加できる蹴鞠体験も行われているので、チャレンジしてみてください。

◎4月14日 10:30~「春季例大祭 淳仁天皇祭」
蹴鞠の奉納は、11:30ごろから

◎7月 7日 14:00~「精大明神祭」
蹴鞠の奉納は、15:00ごろから

伴緒社(とものおしゃ)弓道・武道の神様です。

境内には、武道の神様を祀った「伴緒社(とものおしゃ)」もあります。
保元元年(1156)の保元の乱において崇徳上皇側についた源氏の棟梁・源為義(みなもとのためよし)と、弓の名手として知られる源為朝(みなもとのためとも)の親子が弓道・武道の上達の神として祀られています。
11月には、伴緒社のお祭りとして、弓の奉射神事も行われますので、弓道・アーチェリーはもちろん、剣道などの武道関係者も多く参拝に訪れます。

◎11月15日「伴緒社祭」11:00~

潜龍社(せんりゅうしゃ)水の神様をお祀りしています。

水の神である龍神をお祀りしています。
鳥居横に潜龍井があります。
二頭身でユーモラスな龍の口から天然の湧き水が出ています。
この水は、悪縁を断ち良縁を成す、盗難災難除、病気平癒、事業隆昌に霊験あらたかということです。

潜龍井からほんの50mしか離れていないところに飛鳥井があります。
近くにあるのにそれぞれ別の水脈の井戸で、味も水温も違います。
一度味わってみてください。

この飛鳥井は清少納言が『枕草子』168段に『井は、ほりかねの井。走り井は逢坂なるがをかしき。山の井、さしも浅きためしになりはじめけむ。飛鳥井「みもひも寒し」とほめたるこそをかしけれ。玉の井、少将ノ井、櫻井、后町の井。千貫の井。』と九つの名水の中にあげてほめ讃えています。

小賀玉の木

境内に、樹高約13mで一説では樹齢800年と言われている大木のオガタマノキがあります。
春には白い芳香のある花を咲かせます。
京都市指定天然記念物に指定されています。

主な行事まとめ

2月3日 節分祭(鬼遣い豆まき神事) 15:00 神符守札焼納神事
柊大明神例祭 16:00
3月16日 交通安全祈願祭
4月14日 春季例大祭 淳仁天皇祭(蹴鞠奉納) 10:30
5月 5日 子供の日 武道奨励繁栄祭・古武道奉納報告祭 9:00 11:00
(日本古武道振興会の演武奉納)
6月30日 夏越大祓祭(茅の輪くぐり)
7月7日 精大明神例祭(七夕祭・山城舞楽・蹴鞠 14:00・小町をどり奉納奉告祭) 16:30 元禄時代を偲び、元禄風の衣装、髪型、舞台化粧と同様の厚化粧をした小学生位の少女多数が優雅に可憐に舞い踊る。
9月21日 秋季例大祭 崇徳天皇祭(薪能)   11:00
10月望月の日 観月祭・献燈講大祭(望月の日)(管絃・舞楽などが奉納) 18:00
11月15日 伴緒社祭 斎行後、「御弓神事」が奉納されます。
11月23日 新嘗祭 (公財)煎茶道方円流による「献茶祭」、日供講大祭、潜龍大明神祭、夕刻には御火焚祭を斎行します。

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