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乾燥肌を悪化させるNG習慣7選|意外とやりがちな落とし穴

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朝、鏡を見た瞬間に「昨日より肌がカサカサしてる…」とため息をついたことはありませんか?
化粧水を重ねても、ファンデーションが粉をふいてヨレる。保湿しているのに、なぜか乾燥が治らない——そんな悩みを抱える方は多いです。

実はその原因、スキンケア不足ではなく“やりすぎケア”や日常のちょっとしたNG習慣にあることも。熱いお湯での洗顔やタオルのゴシゴシ拭きなど、当たり前のように続けている行動が、肌のうるおいを奪っているかもしれません。

でも大丈夫です。少し習慣を変えるだけで、肌はちゃんと応えてくれます。この記事では、乾燥肌を悪化させるNG習慣と、今日から始められる改善方法をわかりやすく紹介します。うるおいに満ちた“触れたくなる肌”を、一緒に育てていきましょう。

乾燥肌を悪化させる習慣とは

「毎日しっかりスキンケアしているのに、なんで肌が乾くの?」と思ったことはありませんか? 実は、乾燥肌の原因は“やっているつもりのケア”の中に潜んでいることが多いのです。ここでは、知らないうちに乾燥を招いてしまうNG習慣を紹介します。

熱すぎるお湯での洗顔

朝の洗顔や夜の入浴時に、熱いお湯で顔を洗っていませんか? ぬるま湯よりもスッキリするように感じても、実はこれが乾燥肌を悪化させる大きな原因です。熱いお湯は、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。皮脂は本来、肌の水分を閉じ込めるフタのような役割を持っています。それを奪ってしまうことで、肌の水分はどんどん蒸発し、つっぱりやかさつきを感じやすくなるのです。

さらに、熱すぎるお湯は肌のバリア機能を弱め、外部刺激に敏感な“ゆらぎ肌”を引き起こします。理想的な洗顔温度は32〜34℃程度。手を入れて「ぬるいかな?」と感じるくらいがベストです。

タオルでゴシゴシ拭く

洗顔やお風呂上がりに、無意識のうちに顔をゴシゴシと拭いてしまう人は多いのではないでしょうか。しかし、この動作は摩擦を生み、角質層にダメージを与えます。特に乾燥した肌は刺激に弱く、ほんの少しの摩擦でも赤みやヒリつきを引き起こすことがあります。

正しい拭き方は「押さえるように水分を取る」こと。清潔な柔らかいタオルで、ポンポンと軽く押すだけで十分です。もしタオルが古くゴワついている場合は、柔軟剤を控えて自然乾燥させるなど、肌当たりを優先しましょう。

保湿を怠る夜ケア

「疲れたから今日はいいや」と、夜のスキンケアをサボって寝てしまうこと、ありますよね。しかし、夜のケアを怠るのは乾燥肌にとって最大のNG行為です。寝ている間、肌は水分を失いやすい状態になります。保湿ケアをしないまま寝てしまうと、翌朝の肌はカサカサどころか、ゴワつきやくすみの原因にもつながります。

夜は肌の修復タイム。クレンジング・洗顔で汚れを落とした後は、化粧水→美容液→乳液→クリームの順で保湿を重ねていきましょう。特に乾燥がひどい季節は、寝る前に“ナイトクリーム”をプラスすることで、翌朝の肌のしっとり感が格段に変わります。

代わりに実践すべき改善習慣

乾燥肌を悪化させるNG習慣をやめたら、次は“うるおいを育てる習慣”を取り入れましょう。少し意識を変えるだけで、肌のコンディションは見違えるほど良くなります。

習慣を変えるなら、低刺激スキンケアから始めてみませんか?

ぬるま湯+優しい洗顔

乾燥肌改善の第一歩は、洗顔から見直すこと。洗顔料は「低刺激・保湿成分入り」を選びましょう。ヒアルロン酸やセラミド配合のものがおすすめです。泡立てネットを使ってしっかり泡立て、手と顔の間にクッションを作るように洗うと、摩擦を防げます。

また、朝は必ずしも洗顔料を使う必要はありません。夜にしっかり保湿をしていれば、朝はぬるま湯ですすぐだけでも十分です。必要以上に皮脂を落とさないことが、乾燥を防ぐ秘訣です。

スキンケア後すぐの保湿

洗顔後や入浴後に「ちょっとテレビを見てから」「ドライヤーをしてから」と時間を置いていませんか? 実はその間にも、肌の水分はどんどん蒸発しています。理想的なのは、洗顔後1分以内に化粧水をつけること。いわゆる“3秒ルール”よりも少し余裕を持ちながらも、早めの保湿を心がけましょう。

化粧水をつけた後は、手のひらで顔を包み込むようにしてハンドプレスすると、成分がよりなじみやすくなります。その上から美容液・乳液・クリームで水分を閉じ込め、乾燥をブロック。特に目元や口まわりなど、乾燥しやすい部分は重ね塗りをするのも効果的です。

睡眠と栄養のバランスを整える

外からのケアだけでなく、内側からのアプローチも欠かせません。睡眠不足や偏った食事は、肌のターンオーバーを乱し、乾燥を悪化させます。理想的な睡眠時間は7時間前後。寝る直前のスマホやカフェイン摂取は控えて、リラックスできる環境を整えましょう。

食事面では、オメガ3脂肪酸を含む青魚(サバ、イワシなど)や、ビタミンEを含むナッツ類、コラーゲン生成を助けるビタミンCを意識的に取り入れましょう。お肌のうるおいは、スキンケアだけでなく、日々の食卓からも作られます。

まとめ

乾燥肌を改善するには、特別なことをする必要はありません。大切なのは、無意識に続けているNG習慣を見直すことです。熱いお湯を避けてぬるま湯に変える、タオルでこすらず押さえる、夜は必ず保湿する――そんな小さな工夫の積み重ねが、肌の未来を変えていきます。

乾燥肌は年齢のせいではなく、“日々の習慣”の積み重ね。今日からでも遅くありません。少しずつケアを見直して、触れたくなるようなしっとり肌を取り戻しましょう。

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