美容

乾燥肌タイプ診断|あなたに合う保湿ケアが1分でわかる

本サイトのコンテンツには広告を含む場合があります

毎日きちんと保湿しているのに、なぜか肌が乾く。朝はしっとりしていても、夕方にはカサつく。そんな「乾燥肌ジプシー」になっていませんか? 実は、乾燥肌といっても原因は人それぞれ。自分の肌タイプを知らないままケアしても、思うような効果が得られないことが多いのです。

でも安心してください。あなたの乾燥肌タイプを知れば、正しいケアが見えてきます。この記事では、皮脂不足型・水分不足型・インナードライ型・混合型の4タイプに分けて、見分け方と効果的な保湿方法を紹介します。たった1分のチェックで、自分にぴったりのスキンケアがわかります。今日からは「なんとなく保湿」ではなく、「自分の肌に合ったケア」で、しっとり潤う肌を育てましょう。

乾燥肌のタイプは4種類

「乾燥肌」とひとことで言っても、実はその原因や状態は人によって大きく異なります。間違ったケアを続けると、かえって乾燥を悪化させてしまうこともあるため、まずは自分の肌タイプを知ることがとても大切です。ここでは、乾燥肌を大きく4つのタイプに分けて解説します。

皮脂不足型

皮脂が十分に分泌されていないタイプです。洗顔後につっぱる感じが強く、肌がカサカサして粉をふきやすいのが特徴。頬や口周りが特に乾燥しやすく、メイクのノリも悪くなりがちです。加齢や過剰な洗顔、油分を避けすぎるスキンケアが原因のことが多く、オイルやクリームで油分を補うケアが必要になります。

水分不足型

皮脂量は足りているのに、水分をキープする力が弱まっているタイプです。触るとザラついたり、ごわついた感じがあり、肌の表面が硬くなっていることも。エアコンの使用や睡眠不足、ストレスによって悪化しやすい傾向があります。このタイプは、化粧水や美容液でしっかり水分を補給し、乳液で閉じ込める“水分チャージ型”の保湿が効果的です。

インナードライ型

一見、Tゾーンがテカっているのに頬がカサつく——そんな方はインナードライ型かもしれません。皮脂は出ているのに肌の内側は乾いている状態で、外はベタつくのに中はカラカラという二重構造のような肌です。過剰な皮脂を抑えようとして洗いすぎると、さらに乾燥が進むという悪循環に。ポイントは、洗顔後すぐの保湿と、軽めの乳液やジェルで油分をコントロールすることです。

混合型

顔の部位によって乾燥と脂っぽさが混在しているタイプです。額や鼻はテカるのに、頬や口周りはカサカサする……そんな方は混合型。季節やホルモンバランスによっても状態が変わりやすいのが特徴です。このタイプは“部分ごとにケアを変える”のが正解。乾燥が強い部分にはクリームを重ね、脂っぽい部分は軽めのジェルで調整しましょう。

簡単チェック!あなたの乾燥肌タイプ診断

自分の乾燥肌タイプを知るには、まず朝起きたときの肌の状態を観察するのがポイントです。洗顔前に鏡を見て、Tゾーン(おでこや鼻)はテカっていないか、頬や口周りは粉をふいていないか確認してみてください。

● 朝から全体的につっぱる → 皮脂不足型
● 表面がごわついているがテカリはない → 水分不足型
● Tゾーンがベタつくのに頬がカサつく → インナードライ型
● 部位によって状態がバラバラ → 混合型

また、ファンデーションのノリもヒントになります。ムラになりやすい場合は水分不足型、時間が経つと崩れやすい場合はインナードライ型の可能性が高いです。自分の肌がどのタイプに近いかを知ることで、スキンケアの方向性がぐっと明確になります。

タイプ別のおすすめケア方法

乾燥肌は「とにかく保湿すればOK」ではありません。タイプに合ったケアをすることで、肌本来のバランスを取り戻せます。

皮脂不足型は、まず“洗いすぎない”ことが大切です。クレンジングはミルクやバームタイプを選び、保湿は油分多めのクリームをしっかり重ねましょう。夜のケアでは、スチームを当てながら保湿すると効果的です。

水分不足型は、とにかく“水分補給”。化粧水を3回に分けてなじませる「分け塗り法」がおすすめです。その後、軽めの乳液でフタをし、乾燥しやすい部分には美容液を重ねましょう。寝室に加湿器を置くのも効果的です。

インナードライ型の人は、皮脂バランスを整えることがポイントです。アルコール入りの化粧品を避け、保湿成分(セラミド・ヒアルロン酸・アミノ酸など)を含むローションでしっかり内側まで潤すケアを意識しましょう。ベタつきを気にして保湿を控えるのは逆効果です。

混合型の人は、部分ごとのケアを変える“パーツ別保湿”を取り入れましょう。Tゾーンには皮脂を抑えるタイプの化粧水を、乾燥しやすい頬には保湿力の高いクリームを使うなど、組み合わせることで全体のバランスを整えられます。

まとめ|自分の肌タイプを知ることが第一歩

乾燥肌といっても、その原因や状態は人それぞれ。自分の肌タイプを知ることで、スキンケアの方法が変わり、改善スピードも早まります。「なんとなく保湿している」から「自分の肌に合った保湿をしている」へシフトすることが、美肌への近道です。

毎日のケアを少し工夫するだけで、肌は確実に変わります。今日から自分の肌と丁寧に向き合い、最適な保湿ケアで“乾かない肌”を育てていきましょう。

-美容