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「こういう」と「こうゆう」はどっちが正しい?書き言葉・話し言葉の違いを解説

「こういう」と「こうゆう」、どちらが正しいのか迷ったことはありませんか。

結論からいうと、文章に書くときの正しい表記は「こういう」です。

「こうゆう」は、話したときの「こういう」の音をそのまま文字にしたような表記で、SNSやLINEなどでは見かけることがあります。

ただし、学校の作文やレポート、ビジネスメールなどでは「こういう」と書くのが基本です。

この記事では、「こういう」と「こうゆう」はどちらが正しいのか、なぜ「こうゆう」と聞こえるのか、書き言葉と話し言葉の違い、「こういうこと」「こういう時」の正しい書き方までわかりやすく解説します。

「こういう」と「こうゆう」はどっちが正しい?

文章に書く場合は、「こういう」が正しい表記です。

文化庁の「現代仮名遣い」でも、動詞の「言う」は「いう」と書くことになっています。

例として、

・こういうわけ
・どういうふうに
・人というもの

などが挙げられています。

そのため、

「こういう人」
「こういうこと」
「こういう時」

と書くのが基本です。

一方、

「こうゆう人」
「こうゆうこと」
「こうゆう時」

という書き方は、標準的な文章では使いません。

迷ったときは、

「書くなら『こういう』」

と覚えておけば大丈夫です。

なぜ「こうゆう」と聞こえるの?

「こういう」が正しいなら、「なぜ会話では“こうゆう”と聞こえるの?」と思う方もいるでしょう。

これは、「言う」という言葉の発音が関係しています。

「言う」は「いう」と書きますが、実際の会話では「ユウ」に近く発音されることがあります。

そのため、

「こういう」

と書いてあっても、会話では

「こうゆう」

のように聞こえることがあります。

つまり、

書き方は「こういう」

発音は「こうゆう」に近くなることがある

ということです。

「こうゆう」という音を耳で覚え、そのまま文字にすると「こうゆう」と書きたくなるのも不思議ではありません。

「こういう」の意味とは?

「こういう」は、「このような」「こんな」「こうした」という意味で使われます。

たとえば、

「こういう考え方もあります」

は、

「このような考え方もあります」

と言い換えられます。

ほかにも、

・こういう人が好きです
・こういう方法があります
・こういう問題が起きています
・こういう時は慌てないことが大切です

などのように、人・物・状況などを指し示すときに使えます。

会話でも文章でも広く使われる表現です。

「こうゆう」は間違いなの?

文章の表記としては「こういう」を使います。

そのため、作文やレポート、仕事のメールなどで「こうゆう」と書けば、一般的には表記の誤りと判断されるでしょう。

ただし、話すときに「こうゆう」のような発音になることまで、単純に間違いと考える必要はありません。

大切なのは、

「発音」と「書き方」は必ずしも同じではない

という点です。

また、SNSやLINEでは、話している感じを出すために、

「こうゆうの好き」

「こうゆう感じ」

などと、あえて「こうゆう」と書く人もいます。

これは正式な文章の表記というより、会話の雰囲気を文字で表したカジュアルな書き方と考えるとわかりやすいでしょう。

書き言葉では「こういう」を使う

文章を書くときは、基本的に「こういう」を使います。

学校の作文やレポート

正しい書き方は、

「こういう問題について考えました」

です。

「こうゆう問題について考えました」

とは書かないようにしましょう。

ビジネスメールや文書

仕事で使う文章でも「こういう」が基本です。

たとえば、

「こういう場合は、どのように対応すればよいでしょうか」

と書けます。

ただし、ビジネスメールでは「こういう」よりも、

「このような場合」

としたほうが丁寧で落ち着いた印象になることもあります。

たとえば、

「こういう場合はどうすればよいでしょうか」

より、

「このような場合は、どのように対応すればよいでしょうか」

のほうが、改まった文章にはなじみやすいでしょう。

会話では「こうゆう」と言っても大丈夫?

日常会話では、「こういう」が「こうゆう」に近く聞こえることがあります。

そのため、発音を一音ずつ意識して「こう・い・う」と言わなければならないわけではありません。

たとえば、

「こういうの好き」

という言葉が、実際の会話では「こうゆうの好き」のように聞こえることはあります。

ただし、面接や発表、スピーチなどでは、言葉をはっきり発音したほうが聞き取りやすくなります。

「こうゆう」と書くことと、「こういう」が会話で「こうゆう」のように聞こえることは、分けて考えるのがポイントです。

「こういうこと」と「こうゆうこと」はどっち?

正しい書き方は、

「こういうこと」

です。

たとえば、

・こういうことが起きないように注意しましょう
・こういうことを言いたかったのです
・こういうことも考えられます

と書きます。

「こうゆうこと」は、話し言葉の音をそのまま文字にした書き方なので、作文や仕事の文章では避けましょう。

「こういう時」と「こうゆう時」はどっち?

こちらも正しい表記は、

「こういう時」

です。

たとえば、

・こういう時は慌てずに対応しましょう
・こういう時こそ確認が必要です
・こういう時に限って雨が降る

と使います。

より改まった文章にしたい場合は、

「このような場合」

と言い換えることもできます。

たとえば、

「こういう時は担当者へ連絡してください」

を、

「このような場合は、担当者へご連絡ください」

とすると、ビジネス文書にもなじみやすくなります。

「こういうの」と「こうゆうの」はどっち?

文章では「こういうの」と書きます。

たとえば、

「こういうのを探していました」

が正しい表記です。

SNSなどでは、

「こうゆうの好き!」

と書かれていることもありますが、正式な仮名遣いではありません。

仕事や学校など、正確な文章が必要な場面では「こういうの」と書きましょう。

「いうこと」と「ゆうこと」はどっちが正しい?

「言う」を使っている場合は、「いうこと」と書きます。

たとえば、

「先生のいうことを聞く」

「彼のいうことにも一理ある」

などです。

漢字で書けば、

「先生の言うことを聞く」

となります。

会話では「ゆうこと」のように聞こえる場合がありますが、ひらがなで文章にするなら「いうこと」です。

「こういうこと」も同じ考え方です。

「そういう」と「そうゆう」も同じ?

はい、基本的な考え方は同じです。

文章では、

「そういう」

と書きます。

「そうゆう」とは書きません。

同じように、

・どういう
・ああいう
・こういう

と書きます。

たとえば、

「そういう考え方もあります」

「どういう意味ですか」

「ああいう人になりたい」

という形です。

「いう」の部分を「ゆう」にしないように覚えておくと、迷いにくくなります。

なぜ「こうゆう」と書く人がいるの?

理由の一つとして考えられるのが、発音をそのまま文字にしていることです。

会話では「いう」が「ゆう」のように聞こえるため、

「こうゆう」

という書き方を自然に感じる人もいます。

また、SNSやチャットでは、あえて会話らしい柔らかさを出すために使う場合もあります。

たとえば、

「こういう服が好きです」

よりも、

「こうゆう服好き!」

と書くほうが、話しているような雰囲気になると感じる人もいるでしょう。

ただし、カジュアルな表現として見かけることと、正式な表記として正しいことは別です。

文章の基本は「こういう」と覚えておきましょう。

「こうゆう」が気持ち悪いと感じる人がいるのはなぜ?

検索すると、「こうゆう 気持ち悪い」といった言葉を見かけることがあります。

これは、「こうゆう」という表記に違和感を持つ人がいるためでしょう。

「こういう」という標準的な書き方を見慣れている人にとっては、「こうゆう」が誤字のように見えることがあります。

ただし、「こうゆう」と書く人の知識や人柄まで決めつける必要はありません。

発音を文字にしただけの場合や、SNSであえてくだけた雰囲気を出している場合もあります。

「正しい文章では『こういう』を使う」

という点だけ押さえておけば十分です。

「こういう」をビジネスで使ってもいい?

「こういう」は正しい表現なので、ビジネスで使っても間違いではありません。

ただし、メールや文書では「このような」に言い換えたほうが丁寧な場合があります。

会話なら

「こういう場合はどうしましょうか」

でも自然です。

メールや文書なら

「このような場合は、どのように対応すればよろしいでしょうか」

とすると、より改まった印象になります。

「こういう」を避けなければならないわけではありませんが、相手や文章の目的によって使い分けるとよいでしょう。

「こういう」の言い換え表現

場面によって、次のように言い換えられます。

このような

もっとも使いやすい言い換えです。

「こういう問題」
↓
「このような問題」

ビジネス文書などでも使いやすい表現です。

こうした

少し簡潔にしたい場合に使えます。

「こういう取り組み」
↓
「こうした取り組み」

こんな

会話など、くだけた場面で使いやすい表現です。

「こういうことがあった」
↓
「こんなことがあった」

場面に合わせて使い分けましょう。

「こういう」と「こうゆう」についてよくある疑問

「こうゆう」は方言ですか?

「こうゆう」という表記そのものを、特定の方言だと一括りにするのは適切ではありません。

「言う」が会話で「ゆう」に近く発音されることはあり、その音を文字にすると「こうゆう」になります。

文章では「こういう」と書きましょう。

LINEでは「こうゆう」と書いてもいい?

親しい相手とのLINEなどで、あえてくだけた表現として使うことはあります。

ただし、正しい表記を使いたいのであれば「こういう」です。

仕事関係のLINEや、相手との関係がまだ浅い場合は「こういう」を使うほうが安心でしょう。

履歴書やエントリーシートでは?

「こうゆう」は使わず、「こういう」と書きます。

さらに、文章によっては「このような」に言い換えると、より落ち着いた表現になります。

「こういう事」と「こういうこと」はどちらが正しい?

どちらも文脈によって使われますが、一般的な文章では「こういうこと」とひらがなで書くと読みやすいでしょう。

特に抽象的な内容を表す「こと」は、ひらがな表記がよく使われます。

まとめ|書くときは「こういう」と覚えよう

「こういう」と「こうゆう」で迷ったら、文章では「こういう」と書きます。

ポイントを整理すると、

・標準的な表記は「こういう」
・「言う」は発音が「ユウ」に近くなることがある
・会話で「こうゆう」と聞こえても不自然とは限らない
・SNSでは「こうゆう」と書かれることもある
・作文、レポート、履歴書、ビジネス文書では「こういう」を使う
・改まった文章では「このような」に言い換える方法もある
・「こういうこと」「こういう時」「そういう」「どういう」も「いう」と書く

と覚えておけば迷いにくくなります。

一番簡単なのは、

「話すと“ゆう”に聞こえることはあっても、書くときは“いう”」

と覚えることです。

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