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【夏の発送注意】レターパック・ゆうパケットがサウナ状態!? 夏の配送で避けたいNG行動と対策まとめ

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夏になると、レターパックプラスやゆうパケットポストを使って荷物を送る機会も増えてきますよね。でも実は…この季節、「暑さ」が思わぬトラブルを引き起こす落とし穴になっているんです。

配達車内やポストの中は、まるでサウナ。温度は50℃を超えることもあって、食品や化粧品、電子機器などは**届いたときには変質・故障していた…**なんてことも。
しかも、ポスト投函型サービスは「投函したら終わり」ではなく、投函時間・保管場所・梱包方法に気をつけないと中身がアウトなんです!

この記事では、レターパックプラスとゆうパケットポストの暑さに対するリスクと対策、送る側・受け取る側ができる工夫、代替手段まで、具体的に丁寧にご紹介します。

それでは、詳しく解説していきますね!

夏の配送環境で起こる温度上昇の実態

夏の配送では、想像以上の「高温環境」が発生しています。実際、配達トラックの荷台やポスト内は、日中になると50℃以上になることも珍しくありません。特に直射日光の当たる場所では、熱がこもりやすく、密閉された空間の中は“ほぼサウナ状態”。このような環境では、熱に弱い商品が変質・劣化するリスクが高まります。荷物が届いたときに「なんか溶けてる?」「ニオイが変わった…」と感じた経験がある方も多いのではないでしょうか? 夏の配送には、それなりの注意と対策が必要なのです。

レターパックプラスの特徴と暑さの影響

レターパックプラスは、厚さ制限がなく対面受け取りで安心感のある発送手段ですが、常温配送であるため、夏場の高温にはまったく対応していません。郵便局での一時保管、配達車両での移動中、さらには玄関先での受け渡し待機中にも、荷物は常に「常温+α(=暑さ)」にさらされます。封筒は厚紙仕様で断熱性が低く、保冷材などを入れても持続時間はごくわずか。化粧品やチョコレートなどは中で溶ける恐れがあるため、内容物の選定には十分注意が必要です。

ゆうパケットポストの保管環境リスク

ゆうパケットポストは、ポストに投函してそのまま発送できる手軽さが魅力ですが、ポスト内に長時間放置される可能性があることが夏場のリスクになります。特に午前中に投函した場合、回収されるまで数時間〜半日以上かかることもあり、直射日光を受けるポストの内部は高温に。食品、精密機器、精油などの発送は、変質や故障の原因となることがあります。投函時間帯を考慮したり、ポストが屋外か屋内かをチェックすることも、リスク回避に有効です。

配送中の車内温度はどれくらい上がる?

夏場の配送車の車内温度、実はかなり過酷です。日中の気温が30℃を超えると、日差しを受けた車内は**あっという間に40〜60℃**にも達します。特に荷台部分は冷房が効かないため、箱や封筒の中身は“高温の箱詰め状態”に。郵便車や軽トラックでの移動中も同様で、レターパックやゆうパケットポストのような常温便では当然ながら温度管理がされていません。そのため、発送する時間帯や内容物に注意しないと、中身が傷んだり溶けたりするリスクが非常に高くなります。

ポスト内の温度は想像以上?

ポストって、意外と見落とされがちですが、実はめちゃくちゃ熱がこもる場所です。特に直射日光が当たる屋外のポストでは、内部が50℃近くになることもあります。投函した後、回収までに数時間以上かかることも多く、その間に封筒の中は“簡易オーブン”状態に。とくにゆうパケットポストのようにポスト利用が前提となるサービスでは、「投函時間の工夫」や「内容物に適した梱包材の使用」がとても重要になります。夜や早朝に投函する、屋内ポストを選ぶなど、ちょっとした配慮が大切ですね。

熱に弱い品目の具体例(食品・化粧品・機器など)

では実際に、どんなものが“暑さNG”なのでしょうか?
代表的なのはチョコレート、ケーキ、クッキーなどの洋菓子類。室温で溶ける成分が多く、封筒の中でべちゃっとなることも。また、化粧水やクリーム、香水などの化粧品類は、温度変化で品質が変わる可能性があります。さらに、リチウム電池入りのガジェットやUSB機器、ハンドメイドのキャンドルなども、高温での発熱・劣化・故障のリスクが。大切なのは、「ポストや車内に数時間放置しても問題ないか?」という視点で中身を選ぶことです。

夏に避けたい梱包・発送方法

暑い時期の梱包で避けたいのは、断熱性のない薄い封筒だけでの発送です。レターパックやゆうパケットポストは手軽な反面、紙製の封筒だけでは熱を防げません。また、ジップロックなどに直接入れるだけの梱包も、密閉性はあっても断熱効果はほぼゼロ。さらに、午前中や真昼のポスト投函、週末前の発送も注意が必要です。週末を挟むと、荷物が長時間どこかに放置されやすくなり、温度変化による劣化リスクが高まります。夏の発送は、「いかに熱から守るか」がポイントです。

冷蔵・冷凍便との違いと使い分け

レターパックやゆうパケットポストは常温配送ですが、**冷蔵便(チルド)や冷凍便(クール宅急便)**は温度管理された環境で輸送されるため、熱に弱い商品の発送には安心です。ただし、これらは料金が高く、配達地域やサイズ制限がある点にも注意。また、個人での発送の場合、取り扱いが難しいと感じる方もいるかもしれません。おすすめは、熱に弱いものや食品を送るときは冷蔵・冷凍便、それ以外は梱包に工夫して常温便を使うなど、品物に応じた使い分けです。

暑さに強い梱包材や対策グッズ

高温から荷物を守るためには、梱包資材選びも大切です。おすすめなのはアルミ保冷袋や断熱シート付き封筒。100円ショップやホームセンターでも手に入り、封筒の内側に入れるだけでも温度上昇を緩和してくれます。また、保冷剤を同封する方法もありますが、持続時間が短いため、あくまで補助的に使うのが◎。さらに、**気泡緩衝材(プチプチ)**も断熱効果があるので、ぐるぐる巻きにして使用すると安心です。ちょっとした工夫で、大切な中身を守ることができますよ。

送る側ができる温度対策の工夫

送る側ができる暑さ対策は意外とたくさんあります。まずは発送時間の工夫。朝一番で郵便局に直接持ち込むことで、ポスト内での高温放置を避けられます。また、断熱資材の活用梱包の二重化も効果的。例えば、レターパックの中にアルミ保冷袋+プチプチで包んだ品物を入れれば、かなりの温度対策になります。さらに、「天地無用」「直射日光厳禁」などの注意書きを貼ることで、取り扱いの丁寧さが変わる場合も。大切なのは「届いたときの状態をイメージして、工夫すること」です。

受け取り側への配慮と注意点

送り主としてできるもうひとつの配慮は、「受け取る人の環境」に目を向けることです。たとえば、日中は不在になりがちな方に送る場合は、宅配ボックスや置き配にならないよう対面受け取りの方法を選ぶのが安心です。また、事前に「今日の午前中に届くよ」などの一言を連絡するだけでも、受け取りのタイミングで中身の劣化を防げることがあります。相手の受け取り状況も考慮して発送方法を選ぶと、思いやりのある“夏のギフト”になりますね。

郵便局・配送業者への相談方法

「この荷物、暑さでダメにならないかな?」と心配なときは、郵便局や配送業者に直接相談するのが一番安心です。たとえば、郵便局では冷蔵便の取り扱い状況や、発送タイミングの目安を教えてくれることがあります。また、ゆうパケットポストやレターパックの活用方法についても、最寄りの局員さんが丁寧に教えてくれるので、初心者でも心配いりません。送りたいものが高温に弱いときは、「この方法で大丈夫か?」を事前に確認することが、失敗しない発送への第一歩です。

夏場の配送で安心できる代替手段

「やっぱり常温配送は不安…」そんなときは、他の配送手段も検討してみましょう。例えば、**クール宅急便(冷蔵・冷凍)**は夏の配送には最も安心できる選択肢。特に食品や化粧品、精密機器などは冷蔵対応が最適です。また、メルカリ便など一部のフリマサービスでは時間指定や匿名配送が可能な宅急便を使えるため、対面受け取りや早めの配達にも対応できます。

さらに、宅配便ロッカーやコンビニ受け取りを利用すれば、屋外での放置リスクを減らせるため、温度変化を抑えやすくなります。ちょっと手間にはなりますが、送り手・受け取り手ともに安心できる環境を整えることが、夏場の配送トラブル回避にはとても大切です。「届いたけど中身がダメになってた…」という悲しい事態を防ぐために、ひと工夫してみましょう。

【まとめ】

レターパックプラスやゆうパケットポストは便利な発送方法ですが、夏場は高温環境によるリスクを正しく理解しておくことが大切です。

  • 車内やポスト内は50℃以上になることも
  • 紙封筒だけでは熱を防げず、変質や破損の可能性あり
  • 食品・化粧品・電子機器は特に要注意
  • アルミ袋や保冷剤などで対策が可能
  • 投函時間やポストの場所にも配慮が必要
  • クール便や対面配送など、用途に応じた手段の選択を

“送って安心、届いてがっかり”にならないために、ほんの少しの工夫で夏の配送トラブルはグッと減らせますよ!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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