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【社会人の常識】病院に行ってから出勤するときの伝え方・注意点を解説

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「今朝、ちょっと体調が悪い…でも会社には行かなきゃ。」
そんなとき、先に病院に寄ってから出勤することってありますよね。でも、「なんて連絡すればいいの?」「上司に失礼じゃない?」と迷った経験、ありませんか?

この記事では、「病院に行ってから出勤する場合の適切な連絡方法」について、社会人としてのマナーや伝え方のコツ、メールや電話の例文までしっかり解説します。
プライバシーを守りながらも信頼を損なわない、ちょうどいい距離感の伝え方がわかるようになりますよ。

気まずくならない連絡方法、こっそり覚えておきましょう♪

病院に行ってから出勤はOK?

まず結論から言うと、「病院に行ってから出勤する」こと自体はまったく問題ありません。ただし、きちんと事前に会社へ連絡を入れるのが社会人としてのマナーです。

体調が悪いまま無理して出勤するより、先に病院で診てもらってから出社する方が、職場にも自分にもやさしい選択です。とくに風邪や発熱など感染の可能性がある症状のときは、なおさらです。

会社によっては「遅刻」や「時間休」扱いになることもあるため、事前に確認しておくとスムーズです。体調管理の一環として正しく対応すれば、職場からの信頼にもつながりますよ。

出勤前に病院へ行く理由の伝え方

では、上司や会社に「これから病院に行ってから出社します」と伝えるとき、どこまで詳細に説明するべきか悩みますよね。

ここで大切なのは、無理に病状の詳細を伝えなくてOKということです。自分の体調はプライベートな情報なので、「頭痛がひどくて…」「婦人科の検査で…」といった具体的すぎる説明は不要ですし、むしろ避けた方がベターです。

おすすめの伝え方は、こんな感じです👇

  • 「体調不良のため、今朝は病院を受診してから出社いたします」
  • 「朝イチで通院のため、10時頃出社予定です」

必要なのは、“出勤が遅れる理由”と“おおよその到着時間”だけです。正直に、でも丁寧に。これが好印象を残すコツです。

上司への連絡方法(電話 or メール)

ここもよく悩むポイントですが、基本的には「電話での連絡」がもっとも確実です。特に始業時間前や、上司がその日の勤務状況をまだ把握していないような早い時間帯なら、電話がいちばん早く正確に伝わります

ただし、会社によっては「社内チャット」や「メール」での連絡をルールにしているところもありますよね。そんなときは、社内ルールを最優先にしましょう。

もし迷う場合は、まず電話で要点を伝えて、そのあとメールでフォローするのが丁寧です。

たとえば、

  • 電話:「おはようございます。今朝、体調がすぐれず病院へ行ってから出社します。10時頃には到着予定です」
  • メール追記:「先ほどはお電話ありがとうございました。念のため、改めてご連絡いたします」

こうした連絡の丁寧さは、ふとしたときに上司からの信頼度に響くので、侮れませんよ✨

会社への連絡のタイミングはいつ?

「病院に行ってから出勤する」ときに重要なのが、連絡のタイミングです。基本的には、会社の始業時間前に連絡を入れるのがベストです。

たとえば始業が9時なら、8時〜8時半ごろまでには連絡を済ませておくのが理想です。というのも、朝は上司もバタバタしていて、その日のスケジュール調整などもあるため、早めの連絡がありがたいんです。

起きた瞬間に「なんかおかしいな…」と体調に違和感を覚えたら、その時点で「今日は病院に寄ってから出勤するかも」と判断し、連絡を検討してみてください。

また、診察が長引く可能性もあるので、「何時頃に出社できそうか」というおおまかな時間の目安も一緒に伝えると、相手も予定を組みやすくなりますよ。

プライバシーを守る言い回し

体調のことを伝えるときって、つい「詳しく言わなきゃ」と思いがちですが、病名や症状の詳細まで話す必要はまったくありません

とくに女性の場合、婦人科やメンタル系の通院など、デリケートな内容もありますよね。そんなときは、以下のようなプライバシーを守る言い回しが便利です👇

  • 「体調不良のため、受診後に出社いたします」
  • 「通院のため、出社が遅れます。〇時頃を予定しています」
  • 「本日、医師の診察を受けてから出社いたします」

これなら相手に必要な情報は伝えつつ、詳しい内容には踏み込みません。相手も「この人、ちゃんと大人として自分の体調と向き合ってるな」と好印象を持ってくれます。

伝え方に迷ったら、「必要な情報だけを、相手が困らないように伝える」ことを心がけると◎です。

メールでの伝え方と注意点

病院に行ってから出勤することをメールで伝える場合は、次の3点を意識しておきましょう。

✅ ① 件名で要件がわかるようにする

→ 例:「【遅刻のご連絡】本日病院受診のため出社時間変更」
パッと見て内容がわかる件名にすると、上司や同僚がすぐに対応しやすくなります。

✅ ② 体調不良は曖昧でOK、出社予定時間は具体的に

→ 「本日、体調不良のため病院を受診してから出社いたします。10時頃の出社を予定しております。」

✅ ③ 必要なら「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と一言添える

→ これは相手への気遣い。ちょっとした一文で、あなたの印象はグッと良くなります。

メール例文:
件名:本日出社時刻変更のご連絡
本文:

○○部 ○○様  

おはようございます。○○です。
本日、体調不良のため病院を受診してから出社いたします。
10時頃の出社を予定しておりますが、状況により前後する可能性もございます。
ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

ちょっとしたメールでも、こうした気遣いが“デキる感”を醸し出してくれるんですよ〜♪

電話での伝え方のコツ

電話で「病院に行ってから出社します」と伝えるのって、ちょっと緊張しますよね。でも大丈夫。コツさえ押さえれば、たった30秒でスマートに伝えられます

ポイントは以下の3つです👇

✅ ① 最初に名乗る(これは基本)

「おはようございます。○○部の○○です。」

✅ ② 遅刻の理由と到着予定時刻を簡潔に伝える

「今朝、体調不良のため病院を受診してから出社します。10時頃の到着を予定しております。」

✅ ③ ご迷惑をかけることへの一言を添える

「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」

電話の一例:
「おはようございます、○○部の○○です。
今朝から少し体調が優れず、これから病院を受診してから出社させていただきます。
10時頃には出社できる見込みです。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」

電話は“声”で伝える分、トーンがとても大事です。明るく元気すぎると「本当に具合悪いの?」となってしまうこともあるので、落ち着いた丁寧な声で話すのが好印象のコツですよ。

遅刻扱いになる?出勤扱いとの違い

「病院に行ってから出社」って、遅刻になるの?有給になるの?そこ、ちょっとモヤモヤしますよね。結論から言うと、会社の就業規則によって異なります

多くの企業では以下のような扱いがされることが多いです👇

  • 定時を過ぎて出社: 遅刻として記録される(給与や評価に影響するかは会社次第)
  • あらかじめ申請していた場合: 時間休や有給休暇扱いになる場合もあり
  • 診断書の提出がある場合: 特別休暇として扱われるケースも(レアですが)

なので、自分の職場のルールを事前に確認しておくことがとても大切なんです。あとから「え、それ有給だったの!?」なんてガッカリしないように、総務や人事の方に一度聞いておくと安心です。

もしよくわからない場合は、「遅刻扱いでも構いませんが、病院に行ってから出社します」と先に伝えておくと、印象もよくスムーズに対応してもらえますよ!

有給・遅刻・早退の扱い方との違い

体調が悪くて病院に行く時、選択肢として「有給」「遅刻」「早退」などがありますが、それぞれの扱いに違いがあります。

✅ 有給休暇

1日まるまるお休みをもらう場合に使います。半日休でも有給扱いになる会社もありますね。

✅ 遅刻

定時よりも遅れて出社する場合。理由によっては“正当な遅刻”として記録されることもありますが、評価に影響する可能性もゼロではありません。

✅ 早退

午後から体調が悪くなった場合などに使います。こちらも事前に上司に相談するのが大切。

✅ 通院休暇(ある会社も!)

まれに「通院休暇制度」がある企業もありますが、これは福利厚生が整っている会社に限られます。

つまり、「病院に行くからちょっとだけ遅れる」という場合には、“遅刻扱い”になるのが一般的。ただし会社によっては時間単位で有給を取れる制度があったり、「診断書の提出があれば遅刻扱いしないよ〜」という優しいルールもあるので、会社の規定は確認しておきましょう。

正直に伝えるべきか迷うとき

「病院に行く理由、どこまで正直に話すべき?」と悩んだことはありませんか?
たとえば婦人科やメンタル系、あるいは持病など、ちょっと人に話しづらい理由のとき、正直に全部伝える必要はありません

会社や上司は“なぜ遅れるのか”“どれくらい遅れるのか”という情報が必要なのであって、通院の内容まで知りたいわけではないんです。むしろ詳細を伝えてしまうと、相手に気を使わせたり、変に掘り下げられてしまうことも…。

迷ったときは、「体調不良のため」や「通院のため」など、ふんわりとした言い回しでOKです。
大事なのは、「無断で遅刻しないこと」と「相手が困らない情報だけをきちんと伝えること」です!

無理して正直にならなくても、誠実さはちゃんと伝わりますよ✨

社会人としてのマナーとは

社会人にとって、「体調が悪いときの対応」って、意外と周囲から見られているもの。
病院に行く=自己管理ができていない、ということでは決してありません。
むしろ、ちゃんと診察を受けてから出社することは、責任感のある行動と捉えられます。

ただしそれは、「事前連絡をきちんとしている」「職場に配慮した行動ができている」ことが前提。
だからこそ、以下のようなマナーを心がけておくと安心です👇

  • 始業前に早めの連絡をする
  • 具体的な出社予定時間を伝える
  • 詳細な病名は伏せてOK
  • 相手への配慮を忘れず、簡単なお詫びの言葉を添える

このちょっとした気づかいが、信頼につながるんです。
「ちゃんと社会人してるな〜」って、思ってもらえる場面って、こういうときなんですよね。

病院の後そのまま出社できないときの対処法

診察が長引いたり、検査が入って「今日はそのまま出社できそうにない…」というケースもありますよね。そんなときは、無理せずきちんと連絡してお休みを取る判断も必要です。

「出社予定だったのに、やっぱり休みます」と言うのは気が引けるかもしれませんが、体調がすぐれないまま無理しても、生産性は落ちるし悪化するリスクもあります。

連絡する際は、こう伝えると丁寧です👇

  • 「診察が長引き、医師から安静にするよう指示がありました。本日は大事を取って休養させていただきます。」
  • 「本日、通院後に出社予定でしたが、体調が優れないため、お休みをいただければと思います。」

急な変更でも、正直に誠意をもって連絡すれば大丈夫
上司や同僚も、「ちゃんと判断してくれてる」と安心してくれるはずです。

例文集:メール・電話・口頭それぞれの伝え方

最後に、実際の伝え方をシーン別にまとめました!ぜひそのまま使ってくださいね。

📧 メールの場合

件名:【出社遅延のご連絡】通院のため
本文:

○○部 ○○様  

おはようございます。○○です。
本日、体調不良のため病院を受診してから出社いたします。
10時頃を目処に出社予定です。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

☎ 電話の場合

「おはようございます、○○部の○○です。
今朝から体調が優れず、これから病院に行ってから出社いたします。
10時頃には到着予定ですので、よろしくお願いいたします。」

💬 口頭で遅れて出社したとき

「遅くなりまして申し訳ありません。今朝、病院に行ってからの出社となりました。
本日もよろしくお願いいたします。」

こうした言い回しを“テンプレート”として持っておくと、いざというときに安心です。
丁寧に、でも気負わず伝えることが、社会人としてのコミュニケーションの第一歩ですね!

✅ まとめ

「病院に行ってから出勤」というのは、誰にでも起こりうること。だからこそ、正しく・丁寧に伝えることが大切です。

今回のまとめポイントはこちら👇

  • 出社前に病院へ行くこと自体はOK!でも事前連絡は必須
  • 理由は「通院のため」で十分。無理に詳しく話さなくて大丈夫
  • 電話が基本。メールの場合は件名と到着時間の記載を忘れずに
  • 遅刻・有給・早退の扱いは会社ごとのルールを確認
  • 診察が長引いて出社できないときは、早めに判断して報告を!

ちょっとした体調不良でも、対応次第で「信頼できる人」と思ってもらえます。
いざというとき慌てずに行動できるよう、この記事の内容をぜひ覚えておいてくださいね♪

最後までご覧いただきありがとうございました。

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