言葉、用語

「一緒に仕事をする」の言い換えは?ビジネスで使える丁寧表現と例文を解説

本サイトのコンテンツには広告を含む場合があります

「一緒に仕事をする」って、ついそのまま使っていませんか。

意味はしっかり伝わりますが、ビジネスの場では少しくだけて聞こえることがあります。

特に上司や取引先とのやり取りでは、
「この言い方で大丈夫かな」
と不安になることもありますよね。

私も以前、社外向けのメールで
「一緒に仕事ができてうれしいです」
と書きかけて、
少し軽く見えないかなと手が止まったことがありました。

そこで言い換えを見直してみると、言葉ひとつで印象がかなり変わると気づいたんです。

この記事では、
「一緒に仕事をする」
の言い換え表現を、わかりやすく整理して紹介します。

あわせて、
・言葉ごとのニュアンスの違い
・ビジネスメールでの例文
・避けたほうがよい表現
もまとめています。

文化庁の「敬語の指針」でも、相手や場面に応じて表現を選ぶことの大切さが示されています。

難しい言葉を無理に使うのではなく、相手にきちんと伝わる言い方を選ぶことが大切です。

読み終えるころには、言い換えに迷いにくくなりますよ。

「一緒に仕事をする」の言い換えが必要な理由

そのままだとカジュアルに聞こえる場合があるから

「一緒に仕事をする」は、日常会話では自然な表現です。

ただ、ビジネス文書や改まった場面では、少しフランクに聞こえることがあります。

特に次のような場面では、少し丁寧な表現にしたほうが無難です。

・取引先へのメール
・初対面の相手とのやり取り
・履歴書や自己PR
・提案書やあいさつ文

たとえば、
「今後一緒に仕事をしたいです」
よりも、
「今後、連携して業務を進めていければ幸いです」
のほうが、落ち着いた印象になります。

以前、社外メールで
「一緒に頑張れたらうれしいです」
と書きそうになって、直前で言い換えたことがあります。

悪い表現ではありませんが、相手との距離がまだある段階では、少し親しげすぎると感じました。

そのとき、
「連携して進めてまいります」
に変えたら、文章全体が引き締まったんです。

ほんの少しの差ですが、こうした言い換えが信頼感につながることがあります。

ビジネスでは「伝わる丁寧さ」が大切だから

ビジネスでは、意味が伝わればそれで十分、とは言い切れません。

相手にどう受け取られるかも、とても大切です。

意識したいのは、次の3つです。

・丁寧さ
・分かりやすさ
・場面に合った表現

文化庁の公用文に関する報告でも、特別な知識を持たない読み手にも分かる言葉を使い、礼儀正しく親しみやすく伝えることが望ましいとされています。

つまり、
「難しい言葉を使えば正解」
ではないんですね。

実際、私も最初は
「とりあえず難しそうな言葉を使えばよさそう」
と思っていた時期がありました。

でも、少し硬すぎる言葉を入れるとかえって不自然になり、読み返して自分でも違和感がありました。

その経験から、
「丁寧だけれど伝わりやすい」
言い方を選ぶほうが、結果的にうまくいくと感じています。

「一緒に仕事をする」の言い換え一覧

ビジネスで使いやすい表現

「一緒に仕事をする」は、場面に応じて次のように言い換えられます。

・連携する
・協働する
・協力する
・共同で進める
・協同して取り組む

この中でも、比較的使いやすいのは
「連携する」
です。

「連携」は、辞書では
「互いに連絡をとり協力して物事を行うこと」
とされています。

そのため、部署間のやり取りや、社外との実務的な協力関係にもなじみやすい表現です。

たとえば、こんなふうに使えます。

・関係部署と連携して対応します
・今後は貴社と連携しながら進めてまいります
・チーム内で連携を取り、業務を進行しました

一方で、
「協働」はやや硬めですが、
同じ目的のために対等の立場で共に働く、という意味があります。

パートナー企業やプロジェクトメンバーとの関係を表したいときに使いやすい表現です。

・地域企業と協働して企画を進めました
・関係者と協働できることを光栄に思います

やや柔らかめに言いたいときの表現

社内の会話や、少し距離の近い相手には、やわらかい表現も使えます。

たとえば、次のような言い方です。

・一緒に進める
・協力して取り組む
・力を合わせて進める

これらは親しみやすさがあります。

ただし、取引先や応募書類では、少しカジュアルに見える場合があります。

私もチャットでつい
「一緒に進めていきましょう」
と送ってしまい、その相手がかなりフォーマルな文体の方だったので少し焦ったことがあります。

大きな失礼ではありませんでしたが、相手によっては軽く見えることもあるんですよね。

言葉そのものよりも、
「誰に、どの場面で使うか」
を意識するのが大切です。

言い換え表現のニュアンスの違い

「協働」「連携」「協力」の違い

この3つは似ていますが、まったく同じではありません。

辞書の意味をもとに、分かりやすく整理すると次のようになります。

・協働:同じ目的のために、対等の立場で協力して共に働くこと
・連携:互いに連絡をとり、協力して物事を行うこと
・協力:力を合わせて事にあたること

ポイントは、
「連携」は連絡を取り合う動きが見えやすく、
「協働」は一緒に働く関係性が見えやすいことです。

一方、
「協力」は意味が広く、手助けから共同作業まで幅広く使えます。

そのぶん便利ですが、文脈によっては少し抽象的になることもあります。

たとえば、こんなイメージです。

・連携:情報共有しながら進める
・協働:同じ目的で共に動く
・協力:力を合わせる

以前の私は、何でも
「協力」
でまとめてしまっていました。

でも、主語との関係が曖昧になりやすく、
「こちらが主体なのか、相手を手伝うのか」
が伝わりにくいことがありました。

そこで、
部署間なら「連携」、
対等な取り組みなら「協働」
と意識するようにしたら、文がすっきりまとまりやすくなりました。

「共同」「協同」「協業」の違い

このあたりは漢字も似ていて、かなり迷いやすいですよね。

まず、
「共同」は、
二人以上の者がいっしょに事を行うこと、という広い意味の言葉です。

・共同で企画を進める
・共同制作を行う
・共同研究に参加する

といった使い方がしやすいです。

「協同」は、
複数の人や団体が力を合わせて物事を行うことを指します。

意味としては「共同」と近いですが、
やや書き言葉寄りで、団体名や制度名でも見かけやすい表現です。

そして
「協業」は、
辞書では各工程を分担して、組織的に働くことと説明されています。

現代のビジネスでは企業同士の取り組みを指して使われることもありますが、一般的なメールや自己紹介では少し専門的に響くことがあります。

そのため、普段のビジネス文書では、
無理に「協業」を使うより、
「連携」「協働」「共同で進める」
のほうが自然な場合も多いです。

難しそうな言葉を選ぶより、
相手にすっと伝わる言葉を選ぶほうが安心です。

シーン別|「一緒に仕事をする」の言い換え例文

ビジネスメールでの例文

メールでは、丁寧で落ち着いた表現が使いやすいです。

そのまま使いやすい例文をまとめます。

・今後は貴社と連携しながら、業務を進めてまいります
・本プロジェクトで協働できることを光栄に存じます
・関係各所と連携のうえ、対応を進めます
・皆さまと協力しながら、円滑に進行できればと考えております
・共同で進める案件として、引き続きよろしくお願いいたします

相手との関係性に迷ったときは、
「連携」
を選ぶと比較的使いやすいです。

ただし、文章全体がかなりやわらかい文体なら、
「協力しながら進める」
のほうがなじむこともあります。

会話・打ち合わせでの言い方

口頭では、少し柔らかくしても自然です。

たとえば、次のような言い方があります。

・連携しながら進めていきましょう
・協力して進められたら助かります
・一緒に進めていく形で問題ありません
・関係部署とも連携していきます

会話では、あまり硬すぎると距離を感じることもあります。

そのため、
「丁寧すぎず、くだけすぎず」
を意識すると使いやすいです。

履歴書・自己PRでの表現

履歴書や職務経歴書では、より具体的に書くのがポイントです。

たとえば、次のように表現できます。

・関係部署と連携し、業務改善に取り組みました
・社内外の関係者と協働し、企画を推進しました
・メンバーと協力してプロジェクトを完遂しました
・共同で進める体制を整え、進行を円滑にしました

ここで大切なのは、
「一緒に仕事をしました」
だけで終わらせないことです。

誰と。
何を。
どう進めたのか。

この3点が入ると、内容がぐっと伝わりやすくなります。

私も自己PRを書いていたとき、
「チームで頑張りました」
だけでは弱いと感じて、
「関係部署と連携し、進行管理を担当しました」
に直したことがあります。

少し具体化するだけで、見え方はかなり変わります。

使うと印象が悪くなるNG表現

避けたほうがよい言い回し

次のような表現は、場面によっては少し幼く見えることがあります。

・一緒にやる
・一緒に頑張る
・一緒に働く
・みんなでなんとかする

社内の気軽な会話では問題ないこともあります。

ただ、メールや応募書類では、もう少し整えた表現のほうが安心です。

たとえば、
「一緒にやる」
なら
「共同で進める」

「連携して対応する」
に言い換えられます。

意味が広すぎて伝わりにくい表現にも注意

「協力する」は便利ですが、広く使えるぶん、関わり方がぼんやりすることがあります。

たとえば、
「関係部署に協力しました」
だけだと、
こちらが手伝ったのか、
一緒に進めたのか、
主体的に動いたのかが分かりにくいことがあります。

そんなときは、少しだけ補足するのがおすすめです。

・関係部署と連携し、対応を進めました
・営業部と協働し、企画内容を整理しました
・メンバーと協力して、納期内に完了させました

このように書くと、役割や関わり方が見えやすくなります。

「一緒に仕事をする」の言い換えで好印象を与えるコツ

相手との関係性で選ぶ

言葉は、
「意味が合っているか」
だけでなく、
「相手との距離感に合っているか」
も大切です。

目安としては、こんなイメージです。

・取引先や初対面の相手:連携、協働、共同で進める
・社内の会話:協力する、一緒に進める
・履歴書や自己PR:連携、協働、協力して取り組む

この感覚を持っておくと、大きく外しにくくなります。

迷ったら「連携する」か「共同で進める」を選ぶ

どれを使えばいいか迷ったときは、
「連携する」

「共同で進める」
が比較的使いやすいです。

「連携」は実務的で自然ですし、
「共同で進める」は意味が分かりやすい表現です。

反対に、
「協業」
のようなやや専門的な言葉は、文脈によっては少し硬く感じられることがあります。

私も最終的には、
まずは「連携」で考えてみて、
しっくりこないときだけ別の言葉にするようにしています。

それだけでも、言葉選びの迷いがかなり減りました。

まとめ|迷ったらこの言い換えを使えばOK

おすすめ表現3選

「一緒に仕事をする」の言い換えで、まず覚えておきたいのは次の3つです。

・連携する
・協働する
・共同で進める

この3つを押さえておくと、かなり多くの場面で応用しやすくなります。

すぐ使えるフレーズ集

最後に、そのまま使いやすい形でまとめます。

・今後は関係者と連携しながら進めてまいります
・皆さまと協働できることを楽しみにしております
・本件は共同で進める案件として認識しております
・関係部署と連携のうえ、対応いたします
・チームで協力しながら、着実に進めていきます

「一緒に仕事をする」
は悪い表現ではありません。

ただ、場面によっては、もう少し整えた言い方のほうが伝わりやすく、安心感も出ます。

最初から完璧に使い分ける必要はありません。

まずは
「連携する」
をひとつ覚えておくだけでも十分です。

少しずつ使っていくうちに、自然と自分の言葉としてなじんできますよ。

-言葉、用語