「お弁当、温められないけどどうしよう…」
職場にレンジがない、外出先で食べる、学校でチン禁止…そんな状況、意外と多いですよね。でも安心してください!この記事では、レンジなしでもお弁当を美味しく温める方法&楽しむテクをたっぷり紹介します。
保温ランチジャーやスープジャー、カイロ活用の裏ワザまで、知っておくだけで“冷たいお弁当=がっかり”から卒業できるアイデアが満載!冷めても美味しいおかずの選び方も紹介しているので、最後までお楽しみに。
電子レンジが使えないシーンとは
お弁当を温めたいのに「電子レンジが使えない!」そんな場面って、意外と多いんです。たとえば、職場にレンジが設置されていない、外出先や公園で食べるピクニック弁当、災害時や停電中など電気が使えない状況、子どもの学校や部活の遠征先など加熱NGの場所などが挙げられます。
このようなときでも、冷たいまま我慢せずに、美味しく食べたいのが本音ですよね。そんな時こそ、“レンジ以外の温め術”が大活躍!ちょっとしたアイテムや工夫で、驚くほど快適にお弁当を温められるんですよ。
レンジ以外でお弁当を温める方法まとめ
電子レンジが使えないなら、他にどんな選択肢があるのか?実は思った以上にいろいろあるんです。
保温ランチジャーやスープジャーを使って、朝のうちに熱々のご飯を詰めておけば、昼までホカホカ。お湯で袋や容器を温める湯煎、フライパンでの再加熱、ホットプレートやトースターを使った方法もあります。さらに、保温バッグに使い捨てカイロを仕込んで温かさをキープする裏ワザも。
保温ランチジャー:朝のうちに温かい状態で詰めておけば、昼までホカホカ!
スープジャー:ご飯もおかずも熱々でキープ可能
湯煎(お湯で温め):袋や容器ごとお湯に浸けるだけでOK
フライパンで再加熱:直火でカリッと温め直せて風味アップ
ホットプレートやトースター:オフィスや家で使える便利アイテム
保温バッグ+カイロ:電気いらずでほんのり温かくなる裏ワザ
それぞれに向き不向きがありますが、シーンに合わせて選ぶことで、レンジがなくても温かく美味しいお弁当を楽しむことができます。
保温ランチジャーの活用術
“レンジなし温弁”の定番といえば、やっぱり保温ランチジャー。魔法瓶構造で、ご飯・おかず・スープをそれぞれ分けて温かいまま持ち運べる優れものです。
コツは、熱々のご飯を詰めてすぐにフタを閉めること。これだけで保温力がグッと高まります。おかずは別容器にしておけば、ベチャッとならず食感もキープ。スープ系を入れると保温時間が長くなるという裏ワザもあります。
朝のうちにちょっと頑張って詰めるだけで、「これ本当にお昼に詰めたの!?」と驚くほどのホカホカごはんが楽しめます。働く大人にも、部活っ子にもおすすめです。
スープジャーでご飯も温かく
スープジャーというと「汁物専用」のイメージがありますが、実はご飯やおかずを温かく保つアイテムとしても超優秀なんです。
ご飯を入れるときは、まず熱湯を注いで予熱をしっかりしておくのがポイント。そのあとに、熱々に炊き上がったご飯をギュッと詰めるだけで、お昼にはふっくら温かい状態がキープされます。
また、ミートボールやそぼろなど煮込み系のおかずもスープジャー向き。具だくさんの味噌汁や豚汁なら、おかず+スープの2役を担ってくれて一石二鳥です。
「スープジャー=冬だけ」はもう古い!年中使える万能アイテムとして、もっと活用して損なしです。
湯煎で温めるときのポイント
レンジがなくてもお湯さえあればできる温め方が“湯煎”。封をしたままのレトルトパウチや、耐熱容器に入れたお弁当を鍋やケトルのお湯に浸けて温める方法です。
安全に湯煎するには、
必ず密閉された容器や袋を使用すること。
火にかけすぎず、様子を見ながら加熱すること。
そして、持ち上げたときに熱くないよう、トングなどを使うこと
が大切です。
特に、冷凍おかずやご飯を事前にパックしておけば、湯煎だけでお弁当復活!電気が使えない災害時にも頼れる方法なので、覚えておくと安心ですね。
フライパンで再加熱するコツ
自宅でレンジを使わずにお弁当を温め直したいときは、フライパンでの再加熱が手軽でおすすめ。焼き目がついて、むしろレンジより美味しくなることもあります。
油を少量ひいてから中火でじっくり温めたり、焦げやすいものはアルミホイルを敷くと安心です。ご飯はラップに包んだまま蒸し焼きにするとふっくら仕上がります。
・油を少量ひいてから中火でじっくり温める
・焦げやすいものはアルミホイルを敷くと安心
・ご飯はラップに包んだまま蒸し焼きにするとふっくら
たとえば、ハンバーグや唐揚げは焼き直すことで衣がカリッと再生されて、まるで作りたてのような味わいに。「実はフライパンの方がうまいかも…」なんて声もあるくらい、仕上がりに満足度があります。
ホットプレートを使う場合の注意点
自宅やオフィスで電子レンジの代わりに使えるのがホットプレート。広い面で一度に複数のおかずを温められるので、家族分のお弁当や作り置きの再加熱にも便利です。
ただし、使用時には焦げやすいので温度設定は“中”以下が基本。油分の多いおかずはキッチンペーパーで軽く拭いてから加熱すると油跳ねも少なくなります。アルミホイルやクッキングシートを使えば、後片付けもラクになります。
・焦げやすいので温度設定は“中”以下が基本
・油分の多いおかずはキッチンペーパーで軽く拭いてから加熱
・アルミホイルやクッキングシートを使うと汚れ防止に◎
特に揚げ物や焼き魚は、ホットプレートで再加熱すると衣がサクッ、皮がパリッとして食感アップ。
ホットプレート=パーティーだけじゃなく、“お弁当復活装置”としても優秀なんです。
トースターで加熱できるおかずとは
トースターもお弁当の温めに使える家電のひとつです。特におすすめなのは、コロッケや春巻きなどの揚げ物系、グラタンやチーズ焼きなどオーブン向きのおかず、パン系サンドイッチやトースト弁当など。
・コロッケや春巻きなどの揚げ物系
・グラタンやチーズ焼きなどオーブン向きのおかず
・パン系サンドイッチやトースト弁当
加熱のコツは、アルミホイルで包んで表面だけ焦げすぎないように調整すること。トースターは高温になるので、3〜5分ごとに様子を見るのがベストです。
揚げ物の“カリッと復活”具合は感動もの。レンジでベチャッとしがちなメニューこそ、トースターの本領発揮です。
魔法瓶でご飯をふんわり保つ方法
温めるというよりは、“冷まさない”テクニックに近いのが魔法瓶を使った保温法。朝炊きたてのご飯をすぐに魔法瓶に入れることで、お昼までふんわり温かく保つことができます。
コツは、以下の3ステップ:
1 魔法瓶に熱湯を入れて予熱しておく(数分)
2 ご飯が炊けたらアツアツの状態で詰める
3 しっかりフタを閉めて密閉する
これだけで、お昼にはほんのりあったか、パサつかないご飯が楽しめます。スープジャーや小さめのボトルでも代用できるので、ランチ用の“即席炊きたて気分”を味わいたい人におすすめです。
保温バッグ+カイロの裏ワザ
「保温ジャーやスープジャーを持ってない…」そんな時に試してみたいのが、保温バッグ+カイロの裏ワザ。お弁当を“ほんのり温かく”キープする簡単な方法です。
やり方はとってもシンプル。お弁当を温かいうちに保温バッグへ入れて、使い捨てカイロを一緒に入れ、バッグの口をしっかり閉じて保温状態をキープ。外で食べるけど冷たいご飯はちょっと…というときにもぴったり。
1 お弁当を温かいうちに保温バッグへIN
2 使い捨てカイロを一緒に入れる
3 バッグの口をしっかり閉じて保温状態をキープ!
ただし、おかずが傷まないよう、保温しすぎ・密封しすぎには注意。目安は2〜4時間以内の利用がおすすめです。
外出先で使える便利グッズ紹介
電子レンジがない場所でのお弁当ライフを快適にするために、携帯しやすくて実用的なグッズも要チェック!
たとえば、USBヒーター付き保温ケースはモバイルバッテリーに接続するだけでお弁当がじんわり温まり、ポータブル加熱ランチボックスはコンセントさえあればどこでもアツアツごはんが楽しめます。
使い捨ての発熱材(加熱キット)はお湯を注ぐだけで蒸気を出して温めてくれるため、アウトドアや非常時にも頼れる存在です。
また、温冷両用バッグは季節を問わず使える万能アイテム。夏は保冷、冬は保温と活躍してくれるため、ひとつ持っておくだけでお弁当管理がグッとラクになりますよ。
- USBヒーター付き保温ケース:モバイルバッテリーに接続して加熱可能
- ポータブル加熱ランチボックス:コンセントがあればどこでも温弁!
- 使い捨て発熱材(加熱キット):アウトドアや防災用にも便利
- 温冷両用バッグ:保冷と保温を切り替えて使える万能バッグ
「ここでも温められるの!?」と驚かれるような便利グッズが増えているので、“レンジに頼らない選択肢”を持っておくと安心ですよ。
レンジ不要でも美味しく食べられるおかず選び
温めずに食べるお弁当なら、冷めても美味しいおかずを選ぶことが最大のポイントです。味がしっかりしていて、冷たくても風味が落ちないものを選ぶと満足感がアップします。
甘辛味やしっかり味付けの炒め物や煮物は冷めても美味しさが損なわれず、マリネや南蛮漬け、酢の物はさっぱりしていて常温向きです。卵焼きやきんぴらごぼう、肉そぼろなど定番おかずも安定感があり、彩りもプラスされます。
揚げ物系は冷めるとベチャっとしがちですが、衣がしっかりしているタイプや薄めのパン粉を使ったものは比較的美味しく保てます。
甘辛味・しっかり味付けの炒め物や煮物(冷めても味がぼやけない)
マリネ・南蛮漬け・酢の物(さっぱり系は冷たいままで◎)
卵焼き・きんぴらごぼう・肉そぼろ(定番おかずは常温でも安定)
揚げ物系(からあげ・コロッケ):トースター加熱なしでも意外とイケる
あえて“冷たいまま美味しい”を前提にしたメニュー選びをすることで、レンジなしでも大満足のお弁当が完成します。
常温で美味しいお弁当作りのヒント
お弁当を温められないとき、一番頼りになるのが「冷めてもおいしいおかずの構成力」。常温でも美味しく食べられるお弁当には、いくつかの共通するヒントがあります。
まず、味はやや濃いめにすると、冷めても味がぼやけにくくなります。酸味や甘みを活かすと、さっぱりしつつもしっかりした風味が残ります。汁気をしっかり飛ばすことで、他のおかずへの味移りやべちゃつきも防げます。香りのある食材(ごま油、カレー粉、生姜など)を使うと、冷めても食欲をそそるお弁当に。
副菜はシャキシャキ感を残すことで、食感に変化が出て満足度もアップします。
味はやや濃いめにする(冷めると味を感じにくくなるため)
酸味・甘みを活かす(酢の物や甘辛炒めは常温向き)
水分をしっかり飛ばす(汁気は味移り&食感ダウンの原因)
香りのある食材を使う(ごま油・カレー粉・生姜など)
野菜や副菜は歯ごたえを残す調理法で(しなしな防止)
常温弁当を美味しくするカギは、「冷めても成立する味と食感を意識すること」。
電子レンジに頼らなくても、工夫次第でお昼が楽しみになるお弁当は作れますよ!
まとめ
レンジが使えない環境でも、お弁当はしっかり温かく、美味しく楽しめます!
保温ランチジャーやスープジャーを使えば作りたてのようなごはんを楽しめ、湯煎やフライパンでの再加熱も手軽で効果的です。トースターやホットプレートを使えば、むしろサクサク感がアップする場合も。
保温バッグ+カイロといった電気を使わない方法や、常温でも美味しいおかずの選び方を押さえるだけで、“温めない”お弁当も立派なごちそうに。
レンジがない=妥協ではありません。むしろ、新しいお弁当スタイルのチャンスとして、ぜひ取り入れてみてくださいね!