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ぶどうは何歳から?いつから赤ちゃんに食べさせてもいいのでしょう?

赤ちゃんとぶどう

果汁たっぷりのぶどうは柔らかで調理も簡単なので、赤ちゃんの離乳食に取り入れたいですよね。

赤ちゃんにはいつ頃から食べさせても大丈夫なのでしょうか?
食べさせ方は?食べさせる量は?アレルギーや下痢は大丈夫?

赤ちゃんの食べものていろいろと気にかかることがあります。
この記事ではぶどうを赤ちゃんに食べさせる場合の疑問や不安に思うことについてしっかりと調査しました。

ぶどうは赤ちゃんに何歳から、いつから大丈夫?

ぶどうは、離乳食初期ゴックン期(生後5~6ヶ月)から食べることができる食材です。最初は果汁から与えてください。

一般的に、果物の果汁は早い時期から赤ちゃんにあげることができます。
果物は程よい甘味があるので、赤ちゃんも大好きなのです。
ぶどうも、甘味があるため、赤ちゃんでもおいしく食べることができます。

そして、ぶどうは、果肉が柔らかく包丁がなくても皮をむくことができるため、簡単に調理することができ、離乳食としておすすめの果物といえます。

離乳食中期モグモグ期(生後7〜8ヶ月頃)になると、ぶどうの果肉も食べられるようになってきますが、弾力が強いためしっかり刻んでピューレ状にします。

離乳食後期カミカミ期(生後9〜11ヶ月頃)以降は、ぶどうの実を半分に切り、皮と種を取ったあと、約5~8mmくらいの角切りにして食べさせてください。

ぶどうを赤ちゃんに離乳食であげる時の注意点

アレルギーに注意

果物はアレルギーが出る心配があります。
実は果物に限らず、どんな食べ物でも少なからずアレルギーの可能性があります。
なので、初めてぶどうを赤ちゃんに食べさせる際には、アレルギー症状が出た時にすぐに小児科に行けるよう、午前中に小さじ1杯あげるようにしましょう。

ぶどうに限らず何でも初めての食品を口にする場合には「平日の午前中が良い」といわれています。
それは、もし重大なアレルギー反応などが出た場合すぐに病院に駆け込めるからです。

また、アレルギー症状が出た時、どの食材が原因かを特定できるように、初めて食べる食材を一度に何種類もあげないことが大切です。

もっとも、ぶどうは、消費者庁から発表されている資料では、ほかの食品よりアレルギーが起こる可能性が高いとされている7品目と20品目(そのうち果物は5品目)には含まれていません。

消費者庁は、特定のアレルギー体質をもつ方の健康危害の発生を防止する観点から、過去の健康危害等の程度、頻度を考慮し、容器包装された加工食品等に特定の原材料を使用した旨の表示を義務付けている食品を決めてきます。(参照:消費者庁 アレルギー表示について)

規定 特定原材料等の名称 理      由 表示の義務
府令
(7品目)
卵、乳、小麦、落花生、えび、そば、かに 特に発症数、重篤度から勘案して表示する必要性が高い。 表示義務
通知
(20品目)
いくら、キウイフルーツ、くるみ、大豆、バナナ、やまいも、カシューナッツ、もも、ごま、さば、さけ、いか、鶏肉、りんご、まつたけ、あわび、オレンジ、牛肉、ゼラチン、豚肉 症例数や重篤な症状を呈する者の数が継続して相当数みられるが、特定原材料に比べると少ない。
特定原材料とするかどうかについて、今後、引き続き調査が必要
表示を奨励
(任意表示)

この中に果物は、キウイフルーツ、バナナ、もも、りんご、オレンジの5品目入っています。

でも、万が一ということがあるかもしれません。
特定の食べ物を食べた直後に口の周辺や舌、唇が赤く腫れたりする場合があります(『口腔アレルギー症候群』)。
まれに嘔吐や下痢をしたり、全身に蕁麻疹(じんましん)がでたり、呼吸困難になったりといった重症になるケースも報告されているようです。
食べさせてから1時間程度は赤ちゃんの口の周りや、お腹の調子に変化が無いか注意しましょう。

衛生面で注意

赤ちゃんにぶどうを食べさせるときには下準備として、ぶどうの皮をむいたり種子をとったりと手作業も多いので、衛生面から、果汁でも果肉でも加熱をすることをお勧めします。
大人と比べると赤ちゃんはまだまだ細菌に対する抵抗力が少ないです。
まな板や包丁、果物自体に付着している雑菌を除去するためにも加熱は有効です。

のどに詰まらせないように注意

ぶどうは丸くて一口サイズなので、そのまま与えても大丈夫かもと思いがちですが、ぶどうは弾力があるので、丸くて小さいぶどうでもツルッとそのまま入ってしまうと喉につまる危険性があります。

巨峰やピオーネといった1粒1粒が大きなものは、丸ごと与えると「喉詰め・窒息」の危険性があります。
また、デラウェアなどの小さなぶどうでも、丸くて小さいからこそツルンとのどに詰まらせてしまうことがあります。

どの種類のぶどうでも、赤ちゃんの喉につまらないように食べやすい大きさに小さく刻んだり潰したりして食べさせるようにしましょう。
これは、幼児期になっても同じような注意が必要です。
小さく切って、食べるさせるときは大人がそばで見守りましょう。

消化不良による下痢にも注意

赤ちゃんにぶどうを初めて食べさせる場合(果汁でも)、まずはスプーン1杯からスタートしましょう。
何ともなければ日を追って様子を見つつ、少しずつ量を増やしていく方が無難です。
どんどん食べるからといって一度に大量に食べさせるのは控えましょう。
量を食べ過ぎてしまうと、消化出来ずに下痢をしてしまうこともあります。
下痢をしていないかなど、赤ちゃんの様子を見ながら量を調節するようにして下さい。

ぶどうは食物繊維が少なく消化のよい食べ物ですが、それでも限度があり食べ過ぎると消化不良で下痢をしたり、いつもよりお腹がゆるくなったりします。

食べさせ方

果汁は絞ってから薄めてあげる

離乳食初期ゴックン期(生後5~6ヶ月)からぶどうを食べさせてもよいのですが、果実はのどに詰まってしまうことがあります。
はじめは裏ごしまたは絞って、果汁をあげるようにしてください。

ぶどうは皮が薄く、絞って果汁をとるのは難しいです。
皮をむいて種を取り除いた後、茶こしに入れ、フォークなどで潰すと簡単に果汁を取ることができます。

ぶどうの果汁の味は、離乳食を始めた頃の赤ちゃんには濃いです。
白湯で薄めてからあげるのがよいでしょう。

小さく刻んであげる

果汁に慣れてきたら、その時期に食べることができる大きさに果実を刻んで与えましょう。
赤ちゃんはぶどうの皮を消化しきれないので、皮は必ずむいてください。
外皮をむいて中の種(あれば)を取ります。
ぶどうは弾力があるので、潰すなどして喉に詰まらせないよう食べやすくしましょう。
包丁でみじん切りにするか、スプーンやフォークで食べさせやすい大きさにつぶします。

裏ごし器でピューレにして与えることもできます。

裏ごし器に皮と種を取り除いたぶどうを入れ、裏ごしするだけでぶどうピューレの完成です。
ハンドブレンダ―などを使ってピューレにしても良いですね。

加熱する

ぶどうを加熱する場合は、皮と種を除いた後、少量の水と一緒に鍋で加熱します。

ぶどうの粒が大きい方が刻みやすいので、加熱をするのであれば巨峰くらいのサイズがおすすめです。

果物は生のまま与えても大丈夫ですが、アレルギーが心配な場合などは、加熱して与えると良いでしょう。
加熱するときは、下処理したぶどうを分量の2~3倍程度の水分と一緒に鍋で煮ます。
電子レンジで加熱する場合は、耐熱の器に下処理したぶどうと分量の2~3倍程度の水分を入れ加熱します。

赤ちゃんに果物を食べさせる場合、加熱するメリットはいくつかあります。

果物の多くは加熱により酸味が抑えられて甘味が増すほか、全体的に柔らかくなるので赤ちゃんにとっても食べやすくなります。
そして、食中毒の予防だけでなく、温めることでお腹が冷えるのを防ぐことや、アレルギーが出にくくなる場合があるなどのメリットがあります。

アレルギーが出にくくなる場合があるのはのは、アレルギーを引き起こす原因となるタンパク質が熱によって変化することによります。
加熱されているジャムやジュースなら大丈夫でも、生で食べたらアレルギーが出たというケースもあるようです。

デメリットとしてはぶどうに含まれているビタミン類が減少したり、もともとの風味が損なわれることが考えられます。

ぶどうはしばらく生で与えず、加熱をおススメします。

ぶどうに含まれる栄養は?

ぶどうは、ポリフェノール、ブドウ糖、果糖、カリウムが豊富です。

ぶどうといえば抗酸化作用のあるポリフェノールですが、特にピオーネなどの紫のぶどうはアントシアニンなどの抗酸化作用があるポリフェノールを多種類含んでいます。
ポリフェノールは、眼精疲労の回復、血液をサラサラにする働きがあり、さらに、体の酸化を防いでくれることから生活習慣病の予防の効果があると期待されている成分です。

ブドウ糖や果糖が多く含まれていますがこれらは、体内で代謝の経過を経ず、そのままエネルギーになってくれるため、体に吸収されやすく疲労回復効果が高いといわれています。

カリウムは高血圧や動脈硬化、脳梗塞などの予防になります。

 

もし下痢や嘔吐をしてしまったら?

ぶどうを食べてから急にお腹がゆるくなったり、吐き戻してしまった場合にはすぐに食べさせるのをやめて他の症状(発熱や呼吸困難など)がないか確認しましょう。

下痢や嘔吐だけの場合でも原因は
ぶどうの食物アレルギー、食べ過ぎによる消化不良、お腹が冷えた、胃が受け付けなかった、食中毒やその他の原因
というようにいくつか考えられます。

口の周りが赤くなったりするなどの症状が出ればアレルギーの可能性が高いのですが、下痢や嘔吐だけでは原因が特定しにくいのです。
そのため、食べさせる分量や与え方(調理方法など)に再検討が必要な場合もあります。
下痢や嘔吐の状態が続いたり、赤ちゃんに元気がないなどの場合には小児科を受診しましょう。
気になる方にはパッチテストなどのアレルギー検査をされることをおススメします。

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まとめ

赤ちゃんにぶどうを食べさせる時は、

いつから?      生後5~6ヶ月くらいの離乳食初期から
食べさせ方は?    初期の段階は果汁から
すりつぶすか裏ごしして食べやすく
生が不安な場合には加熱して
量は?        最初はスプーン1杯から
食後のアレルギーにも気を付ける。
といったところでしょうか。

ぶどうは甘くておいしく栄養のある食べ物です。
食べさせ方やアレルギーなどに注意して赤ちゃんにぶどうを食べさせてあげてください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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