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紫蘇(しそ)の花と実は食べれる?食べ方は?

しその花

しそ(紫蘇)は秋のはじまりには花が咲きます。
花も食べられるのでしょうか?

しその花は美味しく食べることができます。
しそは成長に応じて、しその葉、花穂、しその実とすべてが食べることのできる食材です。

この記事では、しその花と実について調べています。

しその花は食べられる

花穂紫蘇(はなほじそ)とは、紫蘇(しそ)の穂を、穂の下から花が3割ほど開きかけた状態で収穫したものです。
花穂紫蘇に利用されるのはおもに紫色の赤ジソの花穂です。

茎(くき)はまだ柔らかく、香りを楽しみながらそのまま生でパクッと食べることができます。

白や薄紫色の色合いが美しく、
香りがよいため薬味としても使われます。

花穂紫蘇(はなほじそ)の食べ方

花穂紫蘇は、刺身のつまや料理のあしらいなどに使用しましょう。

薬味として食べます。
軸を持ってお箸で上から下にしごくようにして花を軸からはずします。

例えば、お刺身に添えられている花穂紫蘇は、花をこそいで刺身醤油に入れます。
醤油に散らされた花穂紫蘇が、お刺身のネタに付いてほのかに香るのです。
葉のしそだと少し香りが強すぎるかもしれませんが、花穂紫蘇は淡い香りを楽しむことができます。

また、和え物のトッピング、和風のサラダなどに使うと、彩りも綺麗で香りも一緒に楽しむことができます。

花穂は天ぷらにして食べるのもいいです。

天ぷらの場合は、軸のまま、水洗いして天ぷらにします。
天ぷら粉を水に溶く時、少し薄めにするのがコツです。

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しそに花が咲く

しそは、草丈が10〜30cm程の一年草です。
4月下旬から6月下旬に種子をまきます。
本葉が10枚くらいつく頃から収穫することができます。

そして、9月上旬頃になると、花を咲かすための花芽のついた花穂を伸ばし始めます。
しその花は、稲穂のように花穂の軸に沿って小さな花がたくさんつきます。

しその花の色は、赤じそが紫色で、青じそは白色です。

しその花の咲く時期

夏の終わり、9月の上旬頃からしその花穂がつき始め、花をつけ始めます。
夏から秋にかけて、日が短くなると花が咲く植物です。

花穂に花が咲いたあとやがて実をつけます。

しその穂・穂紫蘇(ほしそ)

しその花が咲いて、しそ穂はちょっとづつ伸びていき、茎の部分も少しずつ固く丈夫になっていきます。
穂紫蘇(ほしそ)とよばれるしその実です。

花の咲き始めから穂が収穫できるまでは、1週間以上はかかります。

茎が15センチ~20センチ位に長く伸びてくると、中にゴマのような実が入っています。
しそのゴマのような実がプチプチッとしたら収穫時期です。

収穫の目安は、下の方に咲いていた花が落ち、穂の先っちょに2、3輪花が残っているくらいのタイミングです。
穂自体がまだ緑色のままの状態です。

遅くなるとしその実が固くなり、口に残る感じがします。
早すぎると、しその実のプチプチ感が足りません。

しその穂は、取るタイミングを逃がさないようにしましょう。

しその実の食べ方

しその実も葉と同じで香りがよく、カルシウムやビタミンA、鉄などの栄養価が含まれる食材です。
しその実を調理するには、収穫時期とあく抜き(下ごしらえ)がポイントになります。

指でしごいて香りを出し、煮魚の香り付けにしたり、「しその実の塩漬け」や「しその実の佃煮」に加工します。

塩漬けや醤油漬けの佃煮は、長期保存が可能です。
白いご飯にも合うし、ピラフやパスタ料理では香りづけの調味料にもなります。

まとめ

しその花も食べられます。

花だけでなく、新芽、葉、花、実と、
紫蘇は成長の段階でいろいろな楽しみ方のできる食材です。

それぞれ、いろいろな使い方を考えて楽しみたいものです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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