丸い虹色のバッジは何?SDGsって?SDGsバッジつける意味は?

ビジネスマンが丸いドーナツ型の虹色のバッジをスーツの襟につけているのを街でよく見かけます。
丸いカラフルなレインボーのバッジ、見かけたことありませんか?

何のバッジなのでしょうか?

会社のバッジ(社章)ではないですね。何のバッジなのでしょうか?

 

それは「SDGs」のバッジです。

「SDGs」ってなに?
SDGsバッジつける意味は?

 

調べてみました。

丸い虹色のバッジの正体は、SDGsバッジ

丸い虹色バッジ(レインボーバッジ)の正体は「SDGs」のバッジです。

「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」のバッジです。

 

SDGsって何?

SDGsってなに?

地球に住む私たちは今、貧困や紛争、そして気候変動や感染症など私たち人類は、過去になかったようなたくさんの課題に直面しています。
このまま何もしないでいると、人類はこの地球上で安定して暮らし続けることができなくなると心配されています。
そんな危機感から、私たちが、一つしかないこの地球で暮らし続けられる「持続可能な世界」を実現するため、世界中の立場の違う人たちが協力し、話し合い、課題をひとつづつ整理し、その解決方法を考えました。

そして、2030年までに達成すべき具体的な目標を立てました。

それが「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」です。
世界中の国々や人々が、2030年までに持続可能な世界を実現するためにやるべきことの17のゴール(目標)からなる国際目標のことを「SDGs」といいます。

そのために、世界全体で17のゴール(目標)とその17の目標を細分化した169のターゲットを、地球上の誰一人として取り残さずみんなで達成しようというものです。

丸い虹色(レインボー)のバッジに使われている17の色は、17のゴール(目標)を意味しています。

SDGsの読み方?

「SDGs」はなんて読むのでしょう?

「SDGs」は「エス・ディー・ジーズ」と発音します。

「エス・ディー・ジー・エス」ではありません。
最後の「Gs」は、「Gools」、つまり、ゴールの複数形で一語です。
複数形のひとつの単語ですから、「ジー・エス」ではなく、「ジーズ」と発音します。

SDGsは何の略? 正式名称(英語表記)は?

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略称です。

「持続可能な開発目標」と訳します。

SDGsはいつから?

SDGsとは、2015年9月、ニューヨークの国連本部で「国連持続可能な開発サミット」で採択されました。

2015年から2030年までの長期的な開発の指針として、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」=SDGsが採択されたのです。

地球に生きている人の誰一人として取り残さないことを目指し、先進国と途上国が一丸となって、国際社会全体で、2030年までに持続可能な社会の実現を目指すためのゴール(目標)を決めました。

SDGsの17の目標とは?具体的な内容は?

1 貧困をなくそう あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ。
2 飢餓をゼロに
3 すべての人に健康と福祉を  あらゆる年齢のすべての人たちの健康的な生活を確保し、福祉を推進する
4 質の高い教育をみんなに  すべての人に包摂的で公平な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
5 ジェンダー平等を実現しよう  ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
6 安全な水とトイレを世界中に  すべての人々に水と衛生へのアクセスを確保する
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに  手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
8 働きがいも経済成長も すべての人々のための包摂的かつ持続可能な経済成長、雇用およびディーセント・ワークを推進する
10 人や国の不平等をなくそう  国内および国家間の不平等を是正する
11 住み続けられるまちづくりを  都市を包摂的、安全、レジリエント(弾力性、柔軟性があり回復力がある)かつ持続可能にする
12 つくる責任つかう責任  持続可能な消費と生産のパターンを確保する
13 気象変動に具体的な対策を  気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
14 海の豊かさを守ろう  海洋と海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
15 陸の豊かさを守れう  森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
16 平和と公正をすべての人に  公正、平和かつ包摂的な社会を推進する
17 パートナーシップで目標を達成しよう  持続可能な開発に向けてグローバル・パートナーシップを活性化する

参照 外務省ホームページ

丸い虹色(レインボー)のSDGsバッジつけている人

丸い虹色(レインボー)のSDGsバッジをつけている人は、どのような人なのでしょうか?

SDGs に取り組む企業の幹部や役職者が多いはずです。さらに、企業規模にかかわらず意識の高い経営者やそこで働く社員もいるでしょう。
SDGs に取り組む企業自体が、自分の社員に配っている場合もあります。

そして、業界全体でSDGsに取り組んでいるケースもあるようですが、その場合は業界団体が加盟する会社の社員に配っている場合もあります。

国連は、政治の力だけでは目標達成が難しいため、世界中の企業に自発的な取り組みを求めているのです。

 

また、個人としてSDGsの取り組みに賛同し、個人としてSDGsの可能な分野・事柄に取り組んでいる人たちが付けている場合も増えて来ています。

個人で活動している人たちや大学教授や政治家の人たちですね。

 

丸い虹色のSDGsバッジつけてる会社

最近では日本を代表するような大手企業はほとんどSDGsに取り組んでいるようです。

ブランド総合研究所が実施したSDGsへの取り組みの評価が高い企業ランキングがあります。

(引用:DIAMOND online|SDGsへの取り組みの評価が高い企業ランキング2020【全100位・完全版】

このランキングは、企業のSDGs自体やそれに関連したESG活動(Environment=環境、Social=社会、Governance=企業統治)に対して、投資経験者、ビジネスマン、SDGs認知者や専業主婦、若年層など一般の消費者などあらゆるステークホルダー(利害関係者)約1万人へのアンケートによってSDGsへの取り組みを評価し、ランキングしています。
調査対象となった日本を代表する企業210社です。

SDGsへの取り組みの評価が高い企業ランキング2020

順位 企業ブランド名 点数
トヨタ自動車 18.6
アサヒビール 16.2
サントリー 15.7
パナソニック 15.3
イオン 15.3
アップル 15.2
エネオス 14.8
ユニクロ 14.7
カルピス 14.1
10 サッポロビール 14.1
11 キリンビール 14.0
12 キャノン 13.8
13 住友林業 13.8
14 ヤクルト 13.6
15 花王 13.6
16 味の素 13.6
17 キッコーマン 13.6
18 TOTO 13.5
19 伊藤園 13.5
21 NTTドコモ 13.3
22 ヤマト運輸 13.3
23 森永製菓 13.3
24 日本コカ・コーラ 13.3
25 日清食品 13.2

順位は100位までありますがここでは25位まで掲載しています。

週刊東洋経済2021年7月3日号(2021年6月28日 発売)の特集で、「SDGs 日本を代表する500社【2021年版】」ランキングが掲載されています。
ダイヤモンドオンランが伝えるランキングとは少し違う内容です。

 

SDGsバッチをつけることでどんな意味がある?メリットは?

SDGsバッジをつける意味はどうのでしょう。

ひとつは、企業や業界全体で、国際社会共通の目標であるSDGsに取り組んでいることを、取引先や社会に対外的にアピールできるメリットがあります。

また、所属する自分の会社やその業界がSDGsに取り組んでいるということを組織の一員としての社員一人ひとりの意識づけになる場合もあるでしょう。

もう一つは、街中で人がつけているこのバッジを見かけることで、
私のように「なに?」と思う人がでてきます。
それでもって、「SDGs」の趣旨や具体的な取り組みが広く知られるきっかけになることだってあります。

 

丸い虹色のバッチの入手は?どこで売ってる?

ところで、バッジはどうすれば手に入るのか。
アメリカ・ニューヨークにある国連本部のオンラインショップ(英語)で買えます。購入は10個単位です。

 

また、国連の許諾を得れば SDGs ロゴは使用でき、民間でバッジをつくることもできます。
国連本部と正式にライセンス契約をした国内のいくつかの企業からも販売されています。ただし、模倣品もあるから注意したほうがいいそうです。

少し仕様が違ったものもあります。


環境を意識して間伐材を材料にしたものもあります。

サイズが小さめのものもあります。

 

SDGsロゴの使用についての記事があります。

SDGsロゴの使用方法・使い方と使用許可の求め方

最近、虹色のSDGsのホイールバッジだけでなく、いろいろなところでSDGsのロゴを見かけるようになりました。 企業や団体の名刺やWebサイト、パンフレットなどでも、SDGsのロゴを見かける機会が増えて ...

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まとめ

私はこのバッジを知りませんでしたが、日本でもすでにたくさんの企業や団体、個人の方がSDGsに取り組んでいました。
そして、たくさんの人がSDGs バッジをつけていました。

世界で、日本で、多くの国や企業が「SDGs」の活動や取り組みを意識するようになってきています。

環境破壊や気候変動、テロや暴動、人種や性差による差別など、私たちが直面している課題や問題がたくさんあります。
国際社会全体でこれらの課題や問題に取り組んでいくことが大切です。

地球上の誰一人として取り残さず持続可能な社会が実現されていくことが望まれまています。

私たち個人もSDGsの趣旨を理解し、できるところから取り組んでいければいいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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