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銀杏(ぎんなん)は栄養豊富ですが毒も。食べ過ぎに注意です。

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銀杏(ぎんなん)はもちっとした食感とほんのりとした苦みがいいですね。
秋を感じる伝統的な食べ物です。
その銀杏、「年齢以上に食べ過ぎてはいけない」と聞いたことはありませんか?

この記事では、栄養のある銀杏(ぎんなん)ですが、「食べ過ぎるとどうなるの?」といったことをまとめました。

 

銀杏(ぎんなん)の食べ過ぎに注意!中毒?

「銀杏は食べ過ぎてはいけない」と聞いたことはありませんか?

実は、銀杏は中毒性がある食べものなのです。

特有の風味や食感でおつまみにも人気の銀杏(ぎんなん)ですが、食べ過ぎるのは危険です。

銀杏(ぎんなん)の過剰摂取は、嘔吐や呼吸困難、痙攣(けいれん)などの中毒症状を引き起こす恐れがあります。

銀杏(ぎんなん)はビタミンB6の吸収を妨げる「4-メトキシピリドキシン(4-MPN)」という中毒物質を含んでいます。

4-MPNはビタミンB6と構造がよく似ているため、ビタミンB6が結合して働く場所へ誤って結合してしまいます。

そのため、ビタミンB6が本来の仕事をすることができず、中毒症状が起こるのです。

しかし、成人は、肝臓に解毒する酵素があるため、大量に食べない限り中毒症状はめったに起こりません。

ただし、子ども、特に幼児は解毒能力が弱いので、5~6粒摂取しただけで中毒を起こす場合があります。

主な中毒症状は嘔吐と痙攣で、
銀杏(ぎんなん)を食べてから1~12時間後に発症し、
90時間以内(半数は24時間以内)に回復します。

しかし、大量に食べ過ぎてしまった場合の死亡例も報告されていますから、注意が必要です。

すぐにビタミンB6を摂取すれば症状は改善されますが、
食べ過ぎには注意してください。

銀杏(ぎんなん)の一日の摂取量は?

銀杏(ぎんなん)が引き起こす中毒症状は成人よりも5歳未満の子どもに起こることが多く、
昔から「食べるなら、年齢の数までにしましょう」とよく言われています。

銀杏(ぎんなん)中毒の発症には、個人差があります。

日本中毒情報センターが報告している情報によると、
子どもの場合は7〜150粒
成人の場合は40〜300粒で中毒症状が現れ危険とされており、
一概に何個が中毒症状が現れる数量かは定められてはいないのです。

ビタミンB6が体内にどれくらいあるのかや基礎疾患で変わってくるのでこれだけの開きがあるというわけです。

年齢でいうと、5歳未満の子どもに中毒症状が起こりやすいことが報告されています。
ただ、成人であっても大量摂取で中毒症状が出るとされ、最悪の場合は、死に至ることもあるということです!

成人であれば、茶わん蒸しで1粒、2粒とかつまむ程度に食べる分には問題ないのですが、
香ばしく炒った銀杏(ぎんなん)などはいくつもパクパク食べてしまいがちなので注意してください。

また、中毒症状になってしまった場合には、痙攣を起こしやすくなるのでむやみに吐かせようとしてはいけません。

おかしいなと思ったらすぐに受診するようにして下さい。

 

銀杏を食べ過ぎるとどうなる?
ギンコトキシンの場合

銀杏(ぎんなん)には4-メトキシピリドキシンの他にギンコトキシンという物質が含まれています。

このギンコトキシンやという物質の働きにより中毒症状が起きる場合があります。

ギンコトキシンは、脳のなかの抑制性伝達物質「GABA」の生成を邪魔する成分を含んでいます。
銀杏(ぎんなん)を食べ過ぎてギンコトキシンがたくさん体内に入ると興奮状態になり、鼻血が出たり痙攣を引き起こしたりすることがあります。

銀杏(ぎんなん)のカロリーは?

銀杏(ぎんなん)のカロリーはどれくらいなのでしょうか?

銀杏(ぎんなん)は、炒っただけでおつまみにもなります。
1個食べるともう1個と、つい手が伸びてしまいますよね。
カロリーが気になるところです。

文部科学省の「食品成分データベース」によりますと、
銀杏(ぎんなん)のカロリーは、
茹でた銀杏(ぎんなん)100g(可食部)のカロリーは174kcalです。

また、生の銀杏(ぎんなん)でも100gあたりのカロリーは171kcalです。

銀杏(ぎんなん)1粒の重さは1.5~3g程度ですから、小粒の銀杏(ぎんなん)なら1粒で2.6kcal前後、大きめの銀杏(ぎんなん)なら1粒で5.2kcalほどとなります。

同じような大きさで、他の定番のおつまみと比べてみましょう。

茹でた枝豆は134kcal (可食部100gあたり)
乾きもののピーナッツは560kcal (可食部100gあたり)

銀杏(ぎんなん)は枝豆よりもカロリーが高いものの、
ナッツの仲間であるピーナッツよりは格段にカロリーが低いです。

銀杏(ぎんなん)の栄養と効能はこちらの記事です。

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まとめ

銀杏(ぎんなん)は、日本の季節を感じる食べ物のひとつです。

銀杏(ぎんあん)は栄養価の高い食品であると言われているとおり、優れた栄養を含んでいる高性能食品のようです。
その風情と独特の風味と食感を楽しみたいものですが、ただ一点、食べ過ぎないように注意したいものです。


最後までご覧いただきありがとうございました。

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