食べ物

銀杏(ぎんなん)食べ過ぎて鼻血!銀杏には有毒成分が、適量は?

銀杏(ぎんなん)はもちっとした食感とほんのりとした苦みが、秋を感じる伝統的な食べ物です。

その銀杏(ぎんなん)、「年齢以上に食べ過ぎてはいけない」と聞いたことはありませんか?
銀杏(ぎんなん)を食べ過ぎて食中毒になる場合があります。注意が必要です。

この記事ではその理由を解説しています。

銀杏(ぎんなん)の食べ過ぎに注意!中毒?

「銀杏は食べ過ぎてはいけない」と聞いたことはありませんか?

実は、銀杏は中毒性がある食べものなのです。

特有の風味や食感でおつまみにも人気の銀杏(ぎんなん)ですが、食べ過ぎるのは危険です。

銀杏(ぎんなん)の食べ過ぎは、嘔吐や呼吸困難、痙攣(けいれん)などの中毒症状を引き起こす恐れがあります。

銀杏(ぎんなん)の有毒成分

銀杏(ぎんなん)はビタミンB6の吸収を妨げる「4-メトキシピリドキシン(4-MPN)」(通称ギンコトキシン)という中毒物質を含んでいます。

4-MPNはビタミンB6と構造がよく似ているため、ビタミンB6が結合して働く場所へ誤って結合してしまいます。

そのため、ビタミンB6が本来の仕事をすることができず、ビタミンB6欠乏症に似た中毒症状が起こるのです。

ビタミンB6は脳に信号を送る神経伝達物質を製造したり、脳の興奮を抑えたりする働きがあります。

銀杏(ぎんなん)を食べ過ぎて4-MPNがたくさん体内に入るとビタミンB6の働きを阻害し、興奮状態になり、鼻血が出たり痙攣を引き起こしたりすることがあります。

主な中毒症状は嘔吐と痙攣で、
銀杏(ぎんなん)を食べてから1~12時間後に発症し、
90時間以内(半数は24時間以内)に回復します。

すぐにビタミンB6を摂取すれば症状は改善されますが、
食べ過ぎには注意してください。

しかし、大量に食べ過ぎてしまった場合の死亡例も報告されていますから、注意が必要です。

 

銀杏(ぎんなん)の一日の摂取量は?

成人は、肝臓に解毒する酵素があるため、大量に食べない限り中毒症状はめったに起こりません。

ただし、子ども、特に幼児は解毒能力が弱いので、5~6粒摂取しただけで中毒を起こす場合があります。

銀杏(ぎんなん)が引き起こす中毒症状は成人よりも5歳未満の子どもに起こることが多く、昔から「食べるなら、年齢の数までにしましょう」とよく言われています。

銀杏(ぎんなん)中毒の発症には、個人差があります。

日本中毒情報センターが報告している情報によると、
子どもの場合は7〜150粒、
成人の場合は40〜300粒で中毒症状が現れ危険とされており、
一概に何個が中毒症状が現れる数量かは定められてはいないのです。

ビタミンB6が体内にどれくらいあるのかや基礎疾患で変わってくるのでこれだけの開きがあるというわけです。

年齢でいうと、5歳未満の子どもに中毒症状が起こりやすいことが報告されています。
ただ、成人であっても大量摂取で中毒症状が出るとされ、最悪の場合は、死に至ることもあるということです!

成人であれば、茶わん蒸しで1粒、2粒とかつまむ程度に食べる分には問題ないのですが、
香ばしく炒った銀杏(ぎんなん)などは40粒くらいなら,お酒のつまみとかで出てきたら普通に食べてしまいそうですが,枝豆やピスタチオ感覚では危ないようです.

また、中毒症状になってしまった場合には、痙攣を起こしやすくなるのでむやみに吐かせようとしてはいけません。

おかしいなと思ったらすぐに病院にいって診察してもらうようにして下さい。

 

銀杏(ぎんなん)のカロリーは?

銀杏(ぎんなん)のカロリーはどれくらいなのでしょうか?

銀杏(ぎんなん)は、炒っただけでおつまみにもなります。
1個食べるともう1個と、つい手が伸びてしまいますよね。
カロリーが気になるところです。

文部科学省の「食品成分データベース」によりますと、
銀杏(ぎんなん)のカロリーは、
茹でた銀杏(ぎんなん)100g(可食部)のカロリーは174kcalです。

また、生の銀杏(ぎんなん)でも100gあたりのカロリーは171kcalです。

銀杏(ぎんなん)1粒の重さは1.5~3g程度ですから、小粒の銀杏(ぎんなん)なら1粒で2.6kcal前後、大きめの銀杏(ぎんなん)なら1粒で5.2kcalほどとなります。

同じような大きさで、他の定番のおつまみと比べてみましょう。

茹でた枝豆は134kcal (可食部100gあたり)
乾きもののピーナッツは560kcal (可食部100gあたり)

銀杏(ぎんなん)は枝豆よりもカロリーが高いものの、
ナッツの仲間であるピーナッツよりは格段にカロリーが低いです。

銀杏(ぎんなん)の栄養と効能はこちらの記事です。

銀杏(ぎんなん)の栄養と効能は?銀杏(イチョウ)と銀杏(ぎんなん)どう違う?

銀杏(ぎんなん)は、もちっとした食感とほんのりとした苦みがいいですね。 秋を感じる伝統的な食べ物です。 銀杏(ぎんなん)は、栄養成分を豊富に含んでいて、中国では古くから食用に利用されていました。 この ...

続きを見る

銀杏(ぎんなん)の殻の処理方法について別記事でまとめています。

銀杏(ぎんなん)の殻の割り方、電子レンジでチン!

秋になるとイチョウの樹に実る銀杏(ぎんなん)は、独特の臭いを放ちます。 この臭う実の中にある固い殻の種子のようなものの中身は、栄養価が高く、回りの殻を処理することでおいしく食べることができるんです。 ...

続きを見る

銀杏(ぎんなん)拾いのときに注意する点について別記事でまとめています。

銀杏(ぎんなん)を取ろう(拾おう)!!【臭い・かぶれに注意!】

秋になるとイチョウの樹に実る銀杏(ぎんなん)は、独特の臭いを放ちます。 銀杏(ぎんなん)を拾うときに気をつけたいことがあります。 銀杏(ぎんなん)はあの臭いもそうですが、素手で触るのは注意がいります。 ...

続きを見る

 

まとめ

銀杏(ぎんなん)は、日本の季節を感じる食べ物のひとつです。

銀杏(ぎんなん)は栄養価の高い食品であると言われているとおり、優れた栄養を含んでいる高性能食品のようです。
その風情と独特の風味と食感を楽しみたいものですが、ただ一点、食べ過ぎないように注意したいものです。

イチョウを見たい 楽天トラベル➡
全国のイチョウ並木17選~北海道から東京・関西まで~

最後までご覧いただきありがとうございました。

-食べ物

© 2021 トマトのリコピン~抗酸化ブログ Powered by AFFINGER5