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イカは魚じゃない?魚介類との違いと本当の仲間とは

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「イカって魚だと思ってたけど、違うの?」
海に住んでて、泳ぎも上手で、スーパーでは“魚コーナー”に並んでる…。なのに魚じゃないってどういうこと?と、ちょっと混乱しますよね。

実はイカは**魚ではなく「軟体動物」**という全く別の分類。骨もないし、泳ぎ方もヒレじゃなくて“ジェット推進”!見た目は魚っぽいけど、タコや貝のほうがずっと近い仲間なんです。

この記事では、イカと魚の違い、分類、生物学的な特徴、タコや貝との関係、そしてなぜ魚と間違えられがちなのか?まで、わかりやすく解説します♪

お子さんへの説明にも使える内容になっているので、「イカって実は〇〇なんだよ〜」と、明日からちょっとした豆知識として披露できますよ😊

イカは魚なのか?

結論から言うと、イカは魚ではありません。見た目が魚っぽく、海の中を泳いでいるため「魚の仲間かな?」と思われがちですが、実際にはまったく別のグループに属します。

イカは、魚のようにヒレやうろこを持っていませんし、骨の構造も違います。魚は脊椎動物(背骨のある動物)ですが、イカは無脊椎動物で、背骨が存在しないのが大きな違いです。

イカの分類は軟体動物

イカは**「軟体動物門 頭足綱」**に分類されます。軟体動物とは、貝類やタコなどと同じ仲間で、体が柔らかく、外骨格や内骨格を持たない生物群です。

「頭足類(とうそくるい)」という名前のとおり、頭のすぐ下に足(触腕)がついているのが特徴。さらに、貝のように外に硬い殻を持つわけでもなく、柔らかい体を水圧や筋肉で支えているんです。

つまり、生物学的に見ると、イカは魚よりも貝やタコに近い存在なんですね。

魚とイカの違い

見た目は少し似ていても、イカと魚には多くの違いがあります👇

分類項目イカ
骨格無脊椎動物(背骨なし)脊椎動物(背骨あり)
呼吸えら(鰓)で呼吸するが構造が異なるえらで呼吸
泳ぎ方ジェット推進(水を噴射して移動)ヒレを使って泳ぐ
分類軟体動物・頭足類魚類(硬骨魚・軟骨魚など)
外見足が頭から生えている胴体にヒレ・尾びれがある

こうして比べてみると、「泳ぐ=魚」というわけではないことが分かりますね♪

イカの呼吸のしくみ

イカも魚と同じく**「えら(鰓)」を使って呼吸**しています。ただし、その構造や働きは魚とは少し違います。

魚のえらは、口から水を取り入れて、エラを通して酸素を取り出しますよね。イカも同様に水から酸素を取り込みますが、えらの位置が体の内部にあり、呼吸のたびに「漏斗(ろうと)」と呼ばれる器官から水を噴き出すのが特徴です。

この仕組みが「ジェット推進」と呼ばれるイカ独特の泳ぎにもつながっているんです。つまり、呼吸と移動がセットになっているという、なんとも効率的な体のつくりなんですね!

イカの骨格と体の構造

イカには魚のような「骨」はありません。その代わり、体の中に「軟甲(なんこう)」と呼ばれる柔らかく透明な軟骨のような板が1本通っています。これが体をある程度支える役割を果たしており、魚でいう背骨のようなもの。

さらに、イカの体は「頭・胴・触腕(足)」の3つに分かれており、頭のすぐ下に足が生えているというちょっと変わった構造です。

胴体の中には内臓や墨袋があり、泳ぐときはこの胴体の中に水を取り込み、それを勢いよく噴き出して進むという、水の圧力を利用したジェット推進型の動きが特徴です。

イカの進化と起源

イカの仲間は、およそ5億年前のカンブリア紀から存在していたと考えられています。実はその頃のイカは、現在のような柔らかい体ではなく、硬い殻を持った「オウムガイ」のような姿をしていたんです。

その後、敵から逃げやすくしたり、泳ぎやすくするために殻をなくしていき、今のような柔らかい体とジェット推進の泳ぎ方を身につけていきました。

つまり、イカは**「よりスピーディに進化した貝の仲間」**とも言えます。見た目はスマートでも、実はとっても古くから地球にいる生き物なんですよ!

魚介類として扱われる理由

イカは生物学的には魚ではありませんが、日常生活では「魚介類」として扱われることがほとんどです。スーパーの鮮魚コーナーに並んでいたり、「海鮮丼」に普通に入っていたりしますよね。

その理由は、イカが海に生息している動物で、食用として広く利用されているからです。「魚介類」という言葉は生物学的な分類ではなく、“海の幸”という広い意味での食材カテゴリを表すため、イカやタコ、貝類もこの中に含まれています。

つまり、料理・市場・食品表示の都合上、魚と一緒に扱われているというわけなんですね。

スーパーや市場での分類

スーパーや魚市場では、イカはほとんどの場合「魚介コーナー」に並んでいます。これは流通や消費の現場でのわかりやすさや慣習に基づいています。

また、食品表示でも「水産物」や「魚介類」に含まれるため、イカやタコも魚と同じように取り扱われるのが一般的です。

たとえば、刺身用のパックや海鮮ミックスなどでも、イカ・エビ・ホタテ・サーモンなどがひとまとめになっていますよね?これは分類の正確さよりも、「用途が似ている=同じジャンルで扱う」という実用的な判断です。

イカはなぜ魚と混同されるのか?

イカが魚とよく混同されるのは、やはり見た目と生活環境が似ているからでしょう。

  • 海に住んでいる
  • 水の中を泳ぐ
  • 食卓に並ぶ機会が多い
  • 魚と同じコーナーに売られている

これだけ共通点があれば、「魚の一種かな?」と思ってしまうのも無理はありませんよね。
さらに、小学校などの教育現場でも細かい分類までは教わらないことが多いため、「魚っぽいから魚」という認識がそのまま大人になっても残っていることも。

でも実は、イカは魚よりもタコや貝の方がずっと近い存在。知れば知るほど、「イカって不思議でおもしろい!」と思えるようになりますよ😊

タコや貝との違いと共通点

イカは**タコや貝と同じ「軟体動物」**の仲間ですが、種類が違えばもちろん違いもあります。それぞれの特徴をざっくり比較してみましょう👇

特徴イカタコ貝類
分類軟体動物・頭足類軟体動物・頭足類軟体動物・二枚貝や巻貝
足の本数10本(うち2本は長い触腕)8本足なし(貝殻で移動する種も)
体の構造胴が細長く内部に墨袋がある丸っこい体、吸盤が大きい外殻(貝殻)に包まれている
移動方法ジェット推進吸盤で這う・泳ぐほとんど移動しない、または足でゆっくり移動

共通点としては、骨がない・海に住んでいる・墨を出す種がいるなどがありますが、見た目や動きは結構違いますよね。
それでも生物学的には、イカとタコは**“貝より進化した頭足類”**として、意外と近い仲間なんです。

イカの泳ぎ方の特徴

イカは魚と違って、ヒレでスイスイ泳ぐわけではありません。イカの泳ぎは、なんといってもジェット推進が特徴的!

体内に水を取り込み、それを「漏斗(ろうと)」という器官から一気に噴射することで、ロケットのようにシュッ!と進むんです。このおかげでイカは短距離を素早く移動でき、敵から逃げるのも得意

また、体の横にある小さなヒレ(側鰭)も使って細かい方向転換やバランスをとっています。
このユニークな泳ぎ方が、イカの「魚っぽさ」に拍車をかけているとも言えますね。

生物学的には何に近い?

イカが一番近い生物は、タコやオウムガイなどの頭足類です。
オウムガイは、イカやタコのご先祖のような存在で、殻を持ったまま生き残っているレアな種です。つまりイカは、「進化の過程で殻を失い、自由に泳げるようになったオウムガイの進化形」だとも言われています。

また、同じ軟体動物の中でも、イカは貝よりもタコに近く、魚とはまったく系統が違います。
見た目はスタイリッシュでも、中身はかなり古くからいるタイプ。地球の古参メンバーなんですね!

子どもにもわかりやすく説明するコツ

イカが魚じゃないことを子どもに説明するときは、たとえ話や比較を使うと伝わりやすいです😊

たとえば…

  • 「イカは“海にいるけど魚じゃない不思議な生き物”だよ」
  • 「魚は骨があるけど、イカはフニャフニャ。タコや貝の仲間だよ」
  • 「泳ぐけどヒレじゃなくて“水をシューって出して進むロケット”みたい!」
  • 「魚じゃなくても、海の仲間ってことで“魚介類”って呼ばれてるんだね」

図鑑やYouTubeでイカの泳ぎ方を一緒に見ながら話すと、興味を持ってくれること間違いなしです♪

まとめ

イカはその見た目や生活環境から魚と誤解されがちですが、**生物学的には「軟体動物・頭足類」**で、魚とはまったく異なる分類です。

ポイントはこちら👇

  • イカには背骨がなく、魚とは違う無脊椎動物
  • 呼吸や骨格、泳ぎ方の仕組みも異なる
  • 貝やタコと同じ軟体動物の仲間
  • 料理や市場では「魚介類」として分類されることが多い
  • 子どもにも伝えやすい“見た目と中身の違い”を楽しむのがコツ

イカは魚じゃない。でも、海の生き物として私たちの食卓や知識を豊かにしてくれる、不思議で魅力的な存在です✨

最後までご覧いただきありがとうございました。

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