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ラッコがいる、見れる水族館はどこ?122頭いたラッコは今はたった3頭に減ってしまいました。

ラッコ

かわいいしぐさのラッコたち。たくさんの水族館や動物園でラッコに会えていたのですが、最近は会えなくなっています。
ラッコと会える水族館はどこでしょうか?
この記事では、現在、日本でラッコが見れる水族館を調べました。

ラッコがいる、見れる水族館はどこ

現在日本の水族館にいるラッコは、
三重県の鳥羽水族館(三重県鳥羽市)に2頭、
福岡県のマリンワールド海の中道(福岡市)に1頭の
わずか3頭を残すだけとなっています。

ラッコが見れる水族館は、
鳥羽水族館(2頭)と
マリンワールド海の中道(1頭)です。※2023年5月現在

日本のラッコは、1982年に初めてアメリカから日本の水族館に輸入され、飼育が始まり、
鳥羽水族館が1984年に国内の水族館で初めて赤ちゃんを誕生させました。

つぶらな瞳や、毛づくろいをするかわいい姿、お腹に乗せた貝を割る動作や愛嬌いっぱいの行動が人気を呼び、全国の水族館にラッコブームが起きました。

ピーク時の1994年には、国内28施設に122頭ものラッコが飼育されていました。

ラッコがいる水族館・鳥羽水族館

メスのキラとメスのメイ、現在、唯一2頭のラッコを同時に見られるのは、三重県にある鳥羽水族館だけです。
ラッコに会えるのは、エントランスから入って、右奥にある「極地の海」コーナーです。
近年は、SNSでのラッコの動画も人気を呼んでいます。

「メイ」
性別:メス
生年月日:2004年5月9生まれ
年齢:17歳
特技:イカミミジャンプ

「キラ」
性別:メス
生年月日:2008年4月21日
年齢:13歳
特技:お客さんに手を振ってご挨拶する

※2018年10月 ロイズ(オス)が死亡
キラは、アドベンチャーワールドから引っ越してきました。

1955年に開館した鳥羽水族館は、飼育種類数が約1200種類と日本で最も飼育生物の種類数が多い水族館です。
館内は、生息環境に合わせて12のゾーンに分かれており、順路がないのが特徴です。
時間や興味に合わせて、自由に見学することができます。
1984年には、日本で初めてラッコの赤ちゃんが誕生しました。
また、人魚伝説のモデルとも言われているジュゴンを飼育しているのは日本の水族館でこちらだけ。
希少なラッコとジュゴンを一度に見ることができるのも魅力の一つです。

鳥羽水族館

[住所] 三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
[TEL] 0599-25-2555(代表)
[営業時間] 9:00~17:00(7月20日~8月31日は8:30~17:30)
(最終入館は閉館1時間前)※都合により変更する場合あり
[定休日] なし
[料金] 入館料:高校生以上2500円、小・中学生1300円、3歳~未就学児600円
[アクセス] 【電車】JR・近鉄 鳥羽駅より徒歩10分
       【車】伊勢道伊勢ICより15分
[駐車場] あり(1日800円)

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ラッコのいる水族館・マリンワールド海の中道

マリンワールド海の中道の2階「ラッコプール」でラッコに会えます。
平日のお昼に開催される「ラッコの食事タイム」は見ものです。

「リロ」
性別:オス
生年月日:2007年3月30日
年齢:14歳
特技:カラーコーンを持って泳ぐ。
眠る時はよくカラーコーンを抱いて眠っているそうです。

※2021年2月 マナ(メス)が死亡

「マリンワールド海の中道」は、九州の海をテーマに350種3万点のいきものを展示しています。
2017年に全館リニューアル。以前より更に、九州の海の特色を生かした水族館へと生まれ変わりました。
床から天井にかけて曲線を描く福岡県「玄界灘水槽」をはじめ長崎県「西海(さいかい)の水槽」、鹿児島県「錦江湾の水槽」、佐賀県「鹿島の干潟水槽」、「阿蘇 水の森」、「奄美のサンゴ礁」などがそれです。
外洋大水槽ショーでは、イワシが渦巻く「イワシタイフーン」を見られます(所要約15分)。
また「九州のクラゲ」ゾーンや「イルカ&アシカショー」、「アザラシのエサやり」などもあり、G.W.と夏休み期間開催のイベント「夜のすいぞくかん」が開催されます。

マリンワールド海の道

[住所]福岡県福岡市東区大字西戸崎18-28
[TEL]092-603-0400
[営業時間]9:30~17:30(12月~2月 10:00~17:00)
イベント時には21時まで営業
※都合により変更する場合あり
[定休日]2月の第1月曜・火曜
[料金]入館料:高校生以上2500円、小・中学生1200円、3歳〜未就学児700円
[アクセス]【電車】JR 海ノ中道駅より徒歩5分
【車】都市高速アイランドシティランプより15分
[駐車場]あり(1日530円(普通車))

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ラッコのいる水族館・鴨川シーワールド

「明日花」
性別:メス
年齢:22歳

2021年4月下旬ごろに須磨海浜水族園からラッコ達2頭がお引越ししてきました。
ですが、5/10にそのうちの1頭ラッキー(オス22歳)が亡くなりました。
高齢だったので、環境の変化は厳しかったのかとも思います。

残る1頭の明日花(メス22歳)は一般に公開されていないようです。
環境になれて、姿が見れるようになればよいと思います。

残念ながら、2022年5月10日、飼育下では国内最高齢のラッコ「明日花」が亡くなったと発表されました。
雌の23歳で、人間では100歳相当するそうです。
国内で飼育されているラッコは2施設3頭のみとなったのです。

鴨川シーワールド

[住所] 千葉県鴨川市東町1464-18
[営業時間] 月や曜日で変わります。9:00-16:00は確実に開館しています。
 (平日に休館日あり。)
[入館料]  大人3,000円、小中学生1,800円、4歳以上1,200円
[最寄り駅] JR安房鴨川駅 無料送迎バス約10分

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兵庫県神戸市の須磨海浜水族園には「ラッコ館」があり、1987年以降、計22頭のラッコが飼育されてきました。
須磨海浜水族園は建替えされて2024年に再オープンする予定ですが、ラッコの展示は計画されていないようです。
そのため、長年にわたり須磨海浜水族園の人気者だったラッキーと明日花はそろって鴨川シーワールドにお引越ししたのですが、残念です。
死因は老衰とみられ(ラッキーは人間の100歳に相当)、これでつがいで暮らすラッコは、国内の施設ではいなくなりました。

近年飼育終了した水族館

■東京都「サンシャイン水族館」
 2012年12月 ルーチ(オス)が死亡
 2016年1月 ミール(メス)が死亡
 2016年3月 ロイズ(オス)を三重県「鳥羽水族館」へ移動
■神奈川県「横浜・八景島シーパラダイス」
 2017年4月 ユータン(オス)が死亡
■大阪府「海遊館」
 2017年10月 パタ(メス21歳)が死亡(老衰)
■三重県「鳥羽水族館」
 2018年10月 「ロイズ」(オス13歳)が死亡(急性心不全)
■茨城県「アクアワールド茨城県大洗水族館」
 2018年11月 カンナ(メス15歳)が死亡
■新潟県「マリンピア日本海」
 2020年3月 クータン(オス19歳)が死亡(腸捻転)
■石川県「のとじま水族館」
 2020年9月 ラスカ(メス推定25歳)が死亡(老衰)
■福岡県「マリンワールド海の中道」
 2021年2月  「マナ」(メス9歳)が死亡(子宮破裂(妊娠中でした))
■和歌山県「アドベンチャーワールド」
 2021年3月 キラ(メス)を三重県「鳥羽水族館」へ移動
■兵庫県「須磨海浜水族園」➡鴨川シーワールド
 2021年5月 「ラッキー」 22歳 老衰(確認中)

まとめ

ピーク時の1994年には、国内28施設に122頭ものラッコが飼育されていました。

しかし、現在日本の水族館にいるラッコは、
三重県の鳥羽水族館(三重県鳥羽市)に2頭、
福岡県のマリンワールド海の中道(福岡市)、
千葉県の鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)にそれぞれ1頭ずつの
わずか4頭を残すだけとなっています。






最後までご覧いただきありがとうございました。

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