あなたは今年、厄年に当たる女性ですか？
もしそうなら、厄年には気をつけなければならないこと、自分の身を守るために、やってはいけないことがいくつかあります。
女性特有のこともあります。
また、逆にやると良いことがいくつかあります。
この記事では、厄年女性が避けるべきNG行動、やってはいけないことと逆にやると良いことを紹介します。
あなたの厄年を無事に乗り切るために、ぜひ参考にしてください。
厄年とは？
厄年は、大きな災難や不幸を避けるために、普段より注意深く過ごす必要のある特別な年を指します。
厄年は通常、「本厄（ほんやく）」と呼ばれ、最も警戒すべき年です。
そして、本厄の前年を「前厄（まえやく）」、
続く年を「後厄（あとやく）」と呼び、
これらの年も慎重に過ごすことが勧められています。
女性の場合、本厄の年齢は数え年で、19歳、33歳、37歳、61歳です。
女性は、厄年の前後の前厄と後厄を含めると、30代の大部分を何らかの厄年として連続して過ごすことになるため、心の準備が必要です。
厄年のうち女性の大厄とは
男性が42歳、女性が33歳のときは、「大厄（たいやく）」という名前で呼ばれる年齢になります。
この年齢では、何事も注意深く行うべきだとされています。
死に（４２）、散々（３３）という言葉の音から由来しているという考え方もありますが、この時期は、身体や心の変化に対応しなければならない時だと考えられるかもしれません。
厄年で避けるべきこと、やってはいけないこと
厄年は体と心に変化が生じやすいため、男女ともに以下のことをしてはいけない、避けるべきことだと言われています。
やってはいけないことです。
（1）新しいことを始めない
厄年には新しいことを始めないほうが良いと言われています。
たとえば、結婚、引っ越し、転職、起業などは避けたほうが無難です。
同様に、新しい家を購入したり建てたりすることも控えたほうがよいでしょう。
しかし、厄年は人生の重要な時期に重なることが多いため、新しいことを絶対にしないというわけではありません。
ただし、より注意深い行動が求められます。
女性の場合、厄年の年に出産すると縁起が良いとされています。
（2）大きな決断を避ける
厄年は大きな決断を避けることが賢明です。
心身の不調と予測不可能な出来事が起こりやすいため、通常よりも注意深く判断することが重要です。
一方で、慎重な行動と判断により、リスクや問題を回避することができる可能性もあることに注意しましょう。
（3）過度の心配
厄年に入ると、気分が滅入りやすいと感じることがあるかもしれません。
しかし、気に病むことは避けたほうが良いです。
気分が滅入ることは、不運を引き寄せる可能性があるためです。
厄年であっても、すべてが悪いわけではありません。
慎重な行動と前向きな態度を持つことが大切です。
（4）無理をしない
厄年は変化の多い年であり、無理をしないように注意が必要です。
あまり多くのことを手がけると、予期せぬ問題に直面する可能性が高まります。
大きな決断や新たな挑戦に際しては、通常よりも慎重に検討することが重要です。
自分にとって本当に必要なこと、やりたいこと、避けるべきことを明確にしておくことが役立ちます。
厄年の女性が気を付けること
厄年は、予期せぬ問題が人間関係に影響を及ぼす可能性が高いとされています。
そのため、転職など人間関係に大きな変化をもたらす行動は控えたほうが賢明です。
新しい職場や人間関係に適応できず、業務に支障をきたすかもしれません。
このことがトラブルにつながるおそれもあるのです。
万一転職を考えている場合、非常に注意深く検討することをお勧めします。
厄年には体調変化にも留意しましょう！
厄年には、事故や病気、ケガなど、身体の健康に気を配ることが勧められています。
女性の30代の厄年は33歳と37歳です。
前厄と後厄を考慮すると、女性の30代は6年にわたり厄が続きます。
厄年の考え方だけでなく、女性の30代はホルモンバランスの変化や、10代や20代よりも生活の責任が増す傾向があります。
これらの要素も考慮して、調子が悪いと感じる期間は、適度に休息をとり、自分を大切にしましょう。
現代では30代での妊娠・出産が一般的になってきていますので、体調の変化なども厄年に特に気を付け、健康な生活を送ることが望ましいですね。
厄年の女性の結婚と出産について
女性の厄年と結婚または出産のタイミングが重なることがありますが、これについて心配する必要はありません。
（1）結婚について
厄年には新しいことを始めない方が良いとの説もありますが、結婚に関しては例外です。
女性の場合、30代の厄年には結婚が適している年齢とされます。
結婚を考えるタイミングが厄年に重なる可能性は高いです。
したがって、厄年を気にしすぎて結婚のチャンスを逃すことは避けるべきです。
厄年よりもお互いの気持ちを大切にし、結婚を進めることが良い結果をもたらすでしょう。
（2）出産について
厄年に出産することはスピリチュアル的には良いこととされています。
出産は大きな出来事で、厄を祓う助けになると考えられています。
次に詳しく紹介しています。
厄年で赤ちゃんを迎えることが良い影響をもたらす？
厄年における出産については、地域や宗教などによって微妙に異なる解釈が存在しますが、「厄年に出産すると、赤ちゃんが体の厄を祓ってくれ、縁起が良い」とされることがあります。
新たな生命が、自らの存在で厄を払うというポジティブな考え方は魅力的ですね！ですから、出産と厄年が重なってしまってもあまり気にせず、母子の健康に十分気を配りながら過ごすことが望ましいです。
厄年に男の子を出産
また、厄年に生まれた子供が男女で解釈が異なることがあります。
昔の日本では「男の子が生まれるといずれ一家の大黒柱になる」という信念から、男の子だけが厄払いになると解釈される地域もあったそうです。
これには確たる根拠はなく、昔は男の子の誕生が跡継ぎとして重要視されていた時代の影響かもしれません。
厄年に女の子を出産
厄年に女の子を出産すると「厄がうつる」という言い伝えもありますが、これにも具体的な裏付けはありません。
一方で、厄がうつるとされる地域では、「捨て子」と呼ばれる儀式が行われることがあります。
これは、神社などに相談し、信頼できる人に待機してもらい、厄年に生まれた女の子の赤ちゃんを神社に「捨てるふり」をして、待機していた人に預けるという儀式です。
これにより、厄年に生まれた女の子の赤ちゃんは「もらい子」となり、縁を切ることで厄を遠ざけるとされています。
ただし、これらの儀式は古い習慣であり、必ずしも実践する必要はありません。
赤ちゃんに厄がうつるわけではないので、気軽に心配せず、出産を楽しんで過ごすことが大切です。
重要なのは、厄年であることに過度な心配をせず、「あまり気にしないこと」です！新しい命が誕生することは非常に幸せなことなので、厄年だからといって無理をせず、母子ともに健康に過ごすことが最も重要です。
心配なら厄払い
厄年の出産には無理をせず、心配な場合は厄払いも検討してみましょう。
厄年だからといって出産に問題があるわけではないので、不安な気持ちを抱える妊婦さんは、範囲を考慮した安産祈願を兼ねて、神社や仏閣を訪れてみるのも一つの方法です。
心が落ち着き、リラックスした状態で出産を迎えれば、良い結果に繋がるでしょう。
女性の厄年で行うべきこと、やると良いこと
では、女性が厄年に行うべきこと、やると良いことは何でしょうか？
（1）厄払いや厄除けを神社やお寺で受ける
厄払いや厄除けは、悪い運勢や穢れを祓うための儀式です。
神社やお寺で祈祷を受けることが一般的です。
厄年、特に本厄だけでなく前厄や後厄にも厄払いを行うことがおすすめです。
タイミングは神社やお寺によって異なりますが、お正月から節分（2月3日ごろ）までが最適とされています。
厄年が終わった後にお礼参りをするのも習わしです。
自分の気分を明るくし、厄を払うために、神社やお寺での厄払いを検討してみてください。
（2）縁起の良いものを摂る
厄年は体調の変化が起こりやすいため、食事に気を配ることが大切です。特に縁起の良い食べ物を摂ることを意識しましょう。
例えば、お赤飯はお祝いの席で振る舞われ、小豆は邪気を払う食べ物とされています。
赤色は魔除けの色でもあるため、お赤飯は厄を払うために適した食事です。
また、桃や鯛、塩むすびなども縁起の良い食べ物とされています。これらを積極的に食べてみることをおすすめします。
（3）身の回りを整理整頓する
厄年に入る前に、家の掃除や整理整頓を行うことをおすすめします。
整理整頓は運気を整えるためにも役立ちます。
不要なものを捨て、整理整頓することで、気持ちも整理されるでしょう。
自身の問題にも取り組むチャンスとなります。
（4）学びの機会を活用する
厄年は変化が訪れやすい年です。
この時期に学び、自己成長を図ることがおすすめです。
厄年をチャンスと考え、新たなスキルを習得する、趣味を深める、新しいアクティビティに参加するなど、自分を向上させる機会として活用できます。
厄年を過剰に恐れず、前向きに取り組むことが大切です。
厄払いを行い、日常生活を健康で充実したものにするために、努力を続けていきましょう。
（5）お守りやパワーストーンを身につける
厄年には、お守りやパワーストーンを身につけることもおすすめです。
これらは厄を遠ざけ、運気を改善するのに役立ちます。
お守りを身につける際には、特に長めのものやウロコ模様のデザインが良いでしょう。
ネックレス、ストール、ベルトなど、日常的に身につけられるアクセサリーが適しています。
また、パワーストーンも良い選択肢です。
水晶は多くのことに役立つパワーストーンで、運気を向上させるのに適しています。
また、オニキスは厄を払う効果があるとされ、選択肢の一つです。
（6）前向きな気持ちを持ちポジティブな態度を保つ
厄年であっても、心の持ち方が重要です。
最重要なのは、厄年を前向きに捉えることです。
運命を変えるチャンスとして受け入れ、自分の人生をポジティブに方向づけることが大切です。
ポジティブな態度を保ち、厄年をチャンスととらえることが大切です。
厄年は変化の多い時期であり、新しい可能性が広がる時でもあります。
厄年には避けるべきこともありますが、それ以上に自己成長や新しい機会を迎えるためのステップとして捉え、恐れるのではなく、前向きに取り組むことで、人生に変革をもたらすことができるかもしれません。
厄年を過度に恐れず、自分自身の力で運勢を切り開いていくことが大切です。
気をつけたり、前向きに努力したりしながら、健康で幸せな日々を送りましょう。
前向きに取り組むことで、充実感と幸福感を高めることができるでしょう。
（7）身体の健康を大切にする
厄年では、身体の変化が生じやすいため、健康に気を配ることが重要です。バランスのとれた食事や適度な運動を心掛けましょう。
また、ストレスや不安を溜めずに、リラックスやメンタルケアを取り入れることもおすすめです。
ストレスが積み重なると、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
（8）自分自身と向き合う
厄年は自己成長の機会でもあります。自分自身と向き合い、自己認識を高めるために時間を割くことが大切です。
何が自分にとって重要で、何を達成したいのかを考え、それに向かって努力していくことが、充実感と自信を高める手助けとなります。
（9）周囲のサポートを受ける
厄年の時期には、周囲のサポートを受けることも大切です。
家族や友人、専門家からの支えを受けることで、厄年をよりスムーズに乗り越えることができます。
適切な助言やサポートを受けることで、問題の解決やストレスの軽減につながります。
女性の厄年について過剰に心配しない
女性にとっては、30代のほとんどが前厄や後厄を含めて厄年に当たります。
しかし、これに過度に不安を感じていると、大切な30代がすぐに過ぎ去ってしまうかもしれません。
厄年の時期は、将来についての洞察や進路を考える重要な時期でもあります。
一つの説によれば、「人の役に立つ年齢に達した」とも言われています。
したがって、厄年だからといって過剰に恐れず、前向きな姿勢で生活を楽しんでください。
まとめ
自己抑制しすぎず、やりたいことに挑戦する
これまでに述べてきた「厄年にやってはいけないこと」に固執しすぎるのは避けた方が良いです。
厄年であることに囚われず、新しいことを始めることや大きな決断を下すことに禁忌があるわけではありません。
慎重に行動し、自己抑制を忘れないようにしましょう。
実際、これが厄年を良い方向に導く可能性もあるのです。
厄年においても、大切なのは適度な行動とバランスを取りながら、前向きな生活を楽しむことです。
最後までご覧いただきありがとうございました。