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ケンタッキー(KFC)植物由来のフライドチキン、アメリカで発売。日本では?

ケンタッキー・フライド・チキン

アメリカで、植物由来の代替肉を使ったフライドチキンがテストが発売されました。

さて、植物由来の代替肉のフライドチキンってどんなものなんでしょうか?

健康によさそうですし、日本では販売されるのでしょうか?

ケンタッキーの植物由来のフライドチキン発売、日本は?

アメリカのケンタッキーフライドチキン(KFC)は、植物性タンパク質を原料とする「代替肉」を使ったフライドチキンを、
7月20日から、
カリフォルニア州のロサンゼルス、オレンジ郡、サンディエゴの50か所以上の店舗で発売しました。

この植物由来のフライドチキンは、「ビヨンド・フライドチキン」と呼ばれます。
ナゲットと骨なしウィングの2種類があり、
それぞれ6個または12個のセットでの販売です。
ウィングは1個当たり1ドル(約105円)、
ナゲットは6個入りが6.49ドル、
12個入りは8.49ドル。

この植物由来のフライドチキンは今後、販売地域を全米に広げる予定です。

昨年2019年8月27日に、
南部のジョージア州アトランタのサントラスト公園に近いスマーナ店のみで販売しました。
1日限定で実施した試験販売は、5時間足らずで完売しています。

日本への上陸は、全米に展開される段階にならないとわからないようです。

情報が入り次第お伝えします。

ケンタッキーの植物由来のフライドチキンの原料

このフライドチキンは、大豆などを原料とする植物性タンパク質で作られています。

原料の製造は、植物由来の代替肉の新興企業ビヨンド・ミート(Beyond Meat)社です。

ビヨンド・ミートは動物の肉ではなく、植物性たんぱく質をベースとして加工した代替肉のバーガーやひき肉、ソーセージなどの代替肉を手がける植物由来の代替肉の新興企業です。
全米展開するファストフード店がビヨンド・ミートの植物由来チキンを試験販売するのは初めてです。
ベジタリアンや健康志向の若者などに支持されています。ハンバーガー向けのパティ販売などで業績を伸ばし、ニューヨークのナスダック市場に上場を果たしました。

ケンタッキーの植物由来のフライドチキンの味と食感

ケンタッキーの植物由来のフライドチキン発売を報道する特派員が実食した感想を次のように伝えています。
「本来のフライドチキンと味も食感も変わらないですね。」

KFCの担当者は「植物からつくったとは分からないくらいおいしい」と自信を示し、
「あまりにおいしいので植物由来と判断するのは難しいはず」
「『ケンタッキー・フライドチキンの味がする』
と言ってもらえるだろう」とコメントしています。

なぜ、ケンタッキーの植物由来のフライドチキン

アメリカでも、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためには、外出を自粛したり活発に出歩く生活様式の見直しがされています。
そのため、多くの人たちが運動不足になっていて、健康に対する意識も変わってきているようです。
このような状況のなか、植物由来の代替肉の需要は、食べ物に対しても、より健康志向が高まっていることに対応するためだと思います。
現地メディアによりますと、その健康志向の高まりに加え、新型コロナの集団感染でアメリカ各地の食肉加工工場が一時閉鎖が相次いだことなどから代替肉の需要が高まっているということです。

食肉加工工場の閉鎖が相次いでいる状況で、育ちすぎなどのため使用できなくなる多くの家畜が殺処分されたとの報道もあります。

植物由来の代用肉製品に対する需要は高まっている

ケンタッキーよりも先に、植物由来の代用肉を取り入れている食品があります。

アメリカの大手ハンバーガーチェーンのバーガーキングの植物由来バーガー「インポッシブル・ワッパー(Impossible Whopper)」は、ミズーリ州セントルイスでの小規模な実験を経て、全米で販売されるようになりました。
全国的にImpossible Croissan'wich朝食サンドイッチを発売しました。

スターバックス(Starbucks)は、独自の朝食サンドイッチを発売しました。

ダンキン(Dunkin ' )もビヨンド・ミートのBeyond Meat朝食サンドイッチを提供しています。

植物ベースの製品に対する需要は依然として高まっているのです。

植物由来の代替肉は、人々の環境に優しく健康的な食品に対する需要の高まりを受けて、世界各国のスーパーマーケットや飲食店での人気も出てきています。

まとめ

アメリカのケンタッキーフライドチキン(KFC)は、大豆などの植物性タンパク質を原料とする「代替肉」を使ったフライドチキンを、7月20日から、カリフォルニア州の50か所以上の店舗で発売しました。
この植物由来のフライドチキンは今後、販売地域を全米に広げる予定でが、日本での販売はまだわかりません。

他の植物由来に代替肉の需要の高まりも、ケンタッキーの植物由来のフライドチキンの発売もその背景には人びとの健康志向の高まりがあるようです。

ケンタッキーの植物由来のフライドチキンの味と食感は本来のフライドチキンと変わらないらしいのですが、一度食べてみたいものです。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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