本サイトのコンテンツには広告を含む場合があります

神戸・王子動物園のパンダ「タンタン」がもうすぐ中国に帰っちゃう!!

神戸王子動物園パンダのタンタン

神戸の人たちに親しまれ、「神戸のお嬢様」とも呼ばれている神戸市立王子動物園のジャイアントパンダのタンタンが、生まれ故郷の中国の四川省に帰ることになりました。

神戸市立王子動物園で一番人気といってもいいタンタンは、阪神淡路大震災のあとの被災した神戸の人たちを元気づけるために中国からやってきました。

この記事では、辛いこともありましたが、神戸市民はもとより全国の人たちから愛されてきたタンタンを紹介しています。

神戸のお嬢様の名前は、タンタンです。

神戸のお嬢様の名前は、タンタンです。

タンタンは「旦旦(タンタン)」と書きます。

タンタンは、メスの24歳、人間でいうと75歳をこえる高齢のおばあちゃんです。

この度、中国野生動物保護協会との協定に基づき、中国へ返還されることになりました。

神戸のお嬢様 タンタンが中国に帰る日は?

神戸のお嬢様タンタンはいつ中国に返還されるのでしょうか?

実は、2020年(令和2年)7月に貸与期限が切れたのですが、新型コロナウイルス感染症のまん延の影響で直行便が運休し、帰国の具体的な日程は未定です。

新型コロナウイルス感染症の関係や気候などの影響も考えて、タンタンに負担がかからない移動時期を調整中だそうです。

また、

中国に帰る1か月以上前には皆さまにお伝えできる見込みです。
神戸市立王子動物園

とのことです。

神戸のお嬢様 タンタンに会いたい!

王子動物園入園とタンタン観覧について注意することがあります。

王子動物園では、あまりにもお客様が多い日は入園制限を行う場合があります。

平日は、予約なしでタンタンに会えますが、30分程度待ち時間ができる場合があります。

平日・土日祝日ともに16時30分に観覧が終了となります。しかし、あまりにたくさんの人が並んでいる場合などは、15時台に観覧希望の締め切りとなることがあるそうです。

土日祝日のタンタンの観覧は、事前申し込みが必要になります。(予約が必要です。)
原則、事前申しで、抽選に当選した人だけがみタンタンと会えます。
ただし、当日空きが出た場合は、整理券を配布することがあるそうです。

事前申し込みは「はがき」でもできますが、ネットで申し込むことができます。
■申し込みフォームはこちらです■

申し込み方法と注意点などは王子動物園のHPの新着情報で確認してください。

王子動物園 新着情報

 

神戸のお嬢様 タンタンが神戸・王子動物園にやってきたのは20年前

1995年1月の阪神淡路大震災で傷ついた神戸の町を元気にしたいと、当時、神戸市役所や王子動物園の人たちがパンダの誘致に乗り出しました。
そして、2000年7月16日に、中国・四川省から、オスの「興興(コウコウ)」と、メスの「旦旦(タンタン)」が、つがいで神戸にやってきました。

日中共同市域繁殖研究を目的に、10年間の予定でやってきたのです。

当時、日本にパンダがやってくるのは、3例目でした。

その後、タンタンの神戸での暮らしは2度延長されました。

2010年6月9日 5年間の延長を定めた「日中共同研究補充協議書」締結
2015年7月13日 5年間の再延長を定めた「日中共同研究延長協議書」締結(期限 2020年7月15日まで)

 

パンダの名前(愛称)を広く募集

この2頭の名前(愛称)は、広く募集され、
オスは震災復興の願いからは「興興(コウコウ)」、
メスは新しい世紀の幕開けという意味で「旦旦(タンタン)」と決まりました。

「旦旦(タンタン)」(中国名 爽爽)1995年6月16日生まれ
「興興(コウコウ)」(中国名 錦竹)1996年8月12日生まれ

 

神戸のお嬢様 タンタンの赤ちゃん

パンダの繁殖は難しいと言われています。
タンタンはこれまで2度妊娠した経験があります。

オスのコウコウは、繁殖能力の低さが理由で、2002年12月5日に中国に返還されます。

2002年12月9日に、二代目「コウコウ」(1995年9月14日生まれ。中国名 龍龍)が神戸のお嬢様 タンタンのもとに婿入りしました。

しかし、二代目コウコウと自然交配が難しいと判断され、翌2003年から2009年まで、人工授精による繁殖が進められます。

その結果、トントンは、2007年は妊娠したのですが、残念ながら死産でした。

しかし、翌年の2008年、妊娠し、出産に成功しました。

が、悲しいことに、生まれたばかりに赤ちゃんは、たった生後4日で死んでしまいました。タンタンは子どもを育てることができませんでした。

タンタンは、数日間、いなくなった子どもを探していたそうです。

悲しい・・・。

 

神戸のお嬢様 タンタンは、竹を赤ちゃんのように

次の年に発情したときの行動です。

竹を赤ちゃんのように抱くようになったのです。

寂しかったのでしょうか・・・・。

 

そして、2010年9月9日に、オスのコウコウが亡くなります。

妊娠はかなわなくなりましたが、発情期が来るたび、まるで子供を抱くように、竹を抱えるようになったそうです。

 

神戸のお嬢様 タンタン 街を元気に!ありがとう。

“神戸のお嬢様”と呼ばれ大人気もののタンタン。
人間でいうと75歳をこえる高齢だそうです。
神戸での20年の間にいろいろな悲しいこともあったのですが、ずーと私たちを幸せな気持ちにさせ続けてくれています。

高齢のパンダを飼育する環境が整ったところへ帰るので、タンタンもゆっくりと安心して過ごせると思います。
中国で長寿記録のパンダになってほしいですね。

ありがとう。タンタン。

写真集『神戸市立王子動物園のシャイなパンダ タンタン』が発売されました。

9月16日、タンタン25歳のお誕生日に発売です。

1万枚をこえる応募から約1000点を掲載
昨秋、タンタンの写真募集を開始し、約3か月で1万枚をこえるご応募をいただきました。 その中から、はずかしがりやのタンタンや、もぐもぐおいしそうに竹や笹を食べているタンタン、お気に入りのタイヤに座っているタンタン(略してタイヤタン)など約1000点を掲載。130ページぜーんぶタンタンづくしのぜいたくな1冊です。


神戸市立王子動物園のシャイなパンダ タンタン

タンタンのクリアファイル

「タンタン」を女の子に見立てたキャラをあしらったクリアファイルが、中国の駐大阪総領事館から感謝の気持ちを込めて希望者に配られました。

クリアファイルには、花束を抱え、涙目で「20年間ありがとうございます」と感謝の言葉を述べている女の子が描かれています。
裏返すと、タケノコを頬張る姿が。

同総領事館によると、アニメ好きの男性外交官(26)が発案したとのことです。

作られたクリアファイルは約150枚。
同総領事館の公式ツイッターの募集に応じた一般市民のほか、王子動物園や神戸市、兵庫県などにも寄贈されました。

 

中華人民共和国駐大阪総領事館@ChnConsul_osaka
2021年4月15日16時のツイッターでは、
皆様の御好評につき、クリアファイルの再配布を検討しております

みたいです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

-