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あさりを砂抜きしても開かない!原因はこれ!食べれるか?正しい砂抜き方法は?

あさり

あさりは調理する前に、砂抜きをする必要があります。
でも、砂抜きしたのに、なかなか口が開かないあさりがいくつかありました。

塩抜きの方法が間違っているのでしょうか?
開かないあさりは食べることができるのか気になりますよね?

この記事では、砂抜きであさりが開かない理由や食べられるかの見分け方、
正しい塩抜きの方法について紹介しています。

あさりが砂抜きで閉じたまま開かない理由や原因

あさりを砂抜きして開かないと砂抜きのやり方を間違えて失敗したかもと焦ることありますよね。
あさりが砂抜きで閉じたままの状態なのは、いくつかの理由が考えられます。

明るい場所で砂抜きをしている

あさりが閉じたまま開かない理由は、環境が適していない場合が考えられます。

あさりは夜行性なので明るい場所は好みません。
あさりは暗い場所でないと砂を吐きにくく、明るい場所は呼吸ができず砂を吐きにくい環境です。

砂抜きするときに明るい場所に置いていた場合、そのため口が開いていない可能性があります。

あさりを入れた容器の上をアルミホイルや新聞紙で覆って暗くしてみましょう。

砂抜きに使う塩水の水温が高い

あさりは生息している場所の温度と同じような環境でなければ呼吸をしないため砂を吐いてくれません。

日の当たる場所や、暑い場所は貝が弱って口を開かない可能性があります。

砂抜きに適しているのは20度くらいの室温で涼しい場所です。

砂抜きに使う水の温度は15℃から20℃程度がよいでしょう。
それ以上高温にならないようにすることが大切です。

25°C以上になるとあさりが死んでしまいます。

砂抜きに使う塩水の水温が低い

あさりは生息活動する温度でないと砂抜きに使う水の温度が低くすぎても殻を閉じている可能性が高いです。

あさりが砂を吐くのに最適な水温は15℃から20℃程度です。

冷蔵庫にいれるとは、あさりにとっては低温すぎるので砂を吐けません。

砂抜きのための海水や塩水の量が多すぎた

砂抜きをするためのあさりを海水や塩水に浸しますが、
たっぷりの海水や塩水の中では口を開けません。

あさりの頭が少し出るくらいの量で砂抜きしましょう。

塩分濃度が海水と同じでない

あさりの砂抜きを行うときは、塩分濃度も大切です。

あさりが生息している海水と同じ3%ほどの塩分濃度でないと、あさりはうまく砂を吐くことができません。

それより濃すぎても薄すぎてもなかなか砂を吐けません。

カルキが多い

水道水には、消毒のためカルキが含まれています。

このカルキが多いとあさりが開かない場合があります。

あさりの砂抜きを行う際は、カルキ抜きの水道水で塩水をつくりましょう。

事前に水道水を汲み置いて室内に数時間放置しておけば簡単にカルキ抜きの水が作れます。

あさりの蝶番が破損した

あさりの蝶番が壊れると貝の口は開けません。

取ってきたあさりの擦り洗いは、殻の表面の汚れを取り除くために必要です。
貝と貝を擦りすぎて傷つけないよう注意しましょう。

蝶番は貝殻を開こうとする働きがありますが、壊れてしまうと加熱してもあさりの口が開かない場合があります。

あさりが死んでいる

砂抜きをしているのに開かないあさりは、死んでいるのかもしれません。

あさりは温度以外にも、振動や揺れに弱く、
潮干狩りでとってきた貝であれば、移動中の振動で弱ってしまう場合があります。

死んでいるあさりはすでに貝が開いていたり、水管が出っぱなしのことが多いです。
死んだあさりは食べることができません。注意してください。

また、死んでいなくても弱って瀕死状態になっている場合でも、口が開けない貝は砂抜きも充分にできません。
こういうあさりは、食べるのを諦めたほうが良いです。

死んだアサリの見分け方

死んだあさりは砂抜きのときに取り除きましょう。

菌が繁殖してしまうので、調理する前の砂抜きの段階で死んだあさりを見つけて取り除くましょう。

砂抜きをしたのに開かないあさりは死んでいる場合が多いです。

死んだあさりは強烈な腐敗臭がします。

全体の中で1個だけ死んでいても他のあさりに臭いがついてしまいます。
死んでいるあさりを見つけたら、取り除いて、残ったあさりに臭いが残らないよう流水でよく洗います。

死んでるあさりの特徴は、以下の通りです。

死んだあさりの見分け方

触ったり振動を与えるなど刺激すると、素早く水管を中に引っ込め、開いた口を閉じるあさりは生きている証拠です。
死んだあさりは触っても殻を閉じなかったり、殻が半開き状態で水管が出っぱなしになっている状態のものが多いです。

死んでるあさりの特徴

〇貝殻が開きっぱなしで触っても口を閉じない
死んだあさりは触っても口を閉じません。

〇水管が出っぱなし
生きているあさりは砂抜きの時に徐々に水管が出てきて砂を吐き出します。
触ったりこすっても、その水管が出っぱなしになったあさりは確実に死んでいます。

〇加熱しても口が開かない
あさりは加熱すると口が開きますが、開かなかったら死んいます。

〇腐敗臭がする
死んだあさりは腐敗臭がします。

正しいあさりの砂抜きの方法

潮干狩りのあさりとスーパーのあさりの砂抜きの基本的な方法は次のとおりです。

あさりの基本的な砂抜き方法

1 あさりを流水で洗います。
 あさりを両手で挟み擦り合わせるようにして、流水で殻の表面の汚れを取り除きます。
 スーパーで買ったあさりはそれほど汚れていないと思うので、さっと洗えば大丈夫です。

2 塩分の濃度3%の塩水を用意します。
 濃度3%の塩水を用意します。
 あさりが住んでいる海水と同じ濃度の塩水ということです。

 塩水の水温は20℃程度に保ちましょう。
 塩を入れすぎるとあさりが死んでしまうこともあるので注意してください。

3 砂抜きの容器の網の上にあさりを並べます。
 あさりが一度吐き出した砂をもう一度吸い込まないように、砂抜きをする容器に網やザルを置いて底上げします。

 あさりを重ならないように並べると砂抜きに効率的です。

4 あさりの頭が少し出る程度の量の塩水を容器に注ぎます。
 塩水はあさりの頭が少し出る程度の量を注ぎます。
 塩水の量が多いとあさりは酸素不足で呼吸ができません。

5 容器の上にアルミホイルまたは新聞紙をかぶせます。
 アルミホイルまたは新聞紙で容器を覆い、暗くします。
 日が当たっていたり室温が高い場所ではなく、涼しい場所に置いて下さい。
 アルミホイルや新聞紙はあさりの水吐きの汚れ防止にも役立ちます。

6 アルミホイルや新聞紙をかぶせたままの状態で2~3時間置きます。
 あさりを並べて容器の上からアルミホイルや新聞紙を被せて、スーパーなどで買ってきたあさりは2~3時間ほど、また潮干狩りで取ったあさりは6時間程度です。

海からとってきたあさりは、砂抜きのほかに塩抜きを必要です。
あさりの砂抜きと塩抜きの詳しい方法はこの記事で確認してください。
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あさりの砂抜きで開かない理由まとめ

あさりの砂抜きをしていると、うまく貝が開かないことがあります。そんな時は、正しい砂抜きを行っているか、間違っていないか、あさりが死んでいないか確認することが大切です。

口が開かないあさりがあるのは残念ですが、そういうあさりは食べない方がいいです。

正しい方法で砂抜きをしっかりして、美味しくあさりを食べてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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