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油性ペンと水性ペンの違いって何?特徴と使い分けを解説

油性ペン、水性ペン

油性ペンか水性ペンかどっちを買おうかで迷うときがありませんか。

水に強いか弱いかとかこの二つの具体的な違いはどうなのでしょう。

この記事では油性ペンと水性ペンの違いを説明しています。
油性ペンと水性ペンの性質を知ることで、用途によって使い分けることができますよ。
ぜひ参考にしてください。

油性ペンと水性ペンの違いは?

油性ペンと水性ペンの違いは、インクの色を溶とかす成分が、「」か「」かということです。

ペンのインクは、色をつける物質を液体に混ぜて作くります。

アルコールなど油を溶かす物質(揮発性有機溶剤)に混ぜて作くったインクを使うのが油性ペンです。(アルコールなど油に溶かしている。)

水性ペンは主に水に混ぜて作つくったインクを使います。(水に溶かしている。)

国内の大手メーカーのペンは水性か油性かがわかるようにそれぞれ表示されています。




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油性ペンとは?油性ペンの特徴

油性ペンは、一般的には「マジック」と呼ぶ人が多いですよね。
「マジック」というのは「株式会社内田洋行」の登録商標なのです。
この会社の商品である油性マーカー「マジックインキ」から、油性ペンが「マジック」と呼ばれるようになったとのこと。

成分について

油性ペンは溶剤として主に「揮発性有機溶剤」を使用します。
または、アルコール溶剤を使用しているものもあります。

油性ペンの臭いが強いのはこのアルコールや揮発性有機溶剤が使われているからだそうです。

プラスチック・金属にも書きやすい

有機溶媒は水より濡れ性が良い(はじかれない)ので色々なものに書くことができます。
プラスチックや金属にもインクが乗り易く、また、固着性が強い性質があります。

しかし、油性ペンはペンキなどの塗料や塩ビなどは溶かしてしまう場合があります。

また、有機溶媒は浸透性が良いので、紙などでは裏移りすることもあります。

乾きが早い

油性ペンは水性ペンに比べて乾きが早いのも特徴です。
どんなものに書いても、比較的乾きが早くすぐに使いたい時にとても便利です。
が、一度間違ってしまうと後戻りができません。

水に強い

乾いた後に水にぬれても溶けません。
洗濯をしても基本的には落ちることはありません。




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水性ペンとは?水性ペンの特徴

水性ペンとは、サインペンとも呼ばれています。
サインペンは文具メーカー「ぺんてる」が54年前に世界で初めて開発した商品です。
その固有の商品名だったサインペンが、今では一般名詞化するほどに定着しています。

成分について

水性ペンは主に水に混ぜて作つくったインクを使います。
なので、水性ペンはプラスティックなど水をはじいたり水とあまりい相性が良くないものには書けません。
水に濡れるとすぐ滲んでしまいますので、布やなどにも使えません。

裏うつりが少ない

水性ペンは油性ペンに比べて、薄い紙に書いてもにじみや裏うつりが少なく、筆記面を溶かしにくいので多くのものへ筆記ができます。

発色が鮮やか

水性ペンは色鮮やかな種類があるのが特徴です。

乾きが遅い

油性ペンに比べると乾きが遅い。

臭いが少ない

臭いが少ない性質があります。

耐水性ほない

乾燥後でも剥がれやすく、耐水性がありません(顔料インクを除く)
長期に保存すると色褪せし耐光性の面でも、油性ペンに劣ります。

安全性は高い

有機溶媒を使っていないので、安全性は高いといわれています。

油性ペンと水性ペンの違いをまとめ

油性ペン水性ペン
成分アルコール
速乾性ありなし
臭いありなし
裏写り裏写りしやすい裏写りしない
水洗い洗っても落ちない落ちる(かけない)
発色悪い良い
書けるものなんでも紙など


油性ペンと水性ペンの使い分け

油性ペンと水性ペンはそれぞれ特徴があります。
使う用途によって使い分けるのが良いでしょう。

油性ペンは水に濡れても滲みにくく、ガラスやプラスチックなどの表面にも書けます。
布に書くなら、油性ペンのじゃないと色が見えない他、洗った時に落ちてしまう可能性があります。

油性ペンは水性ペンに比べて色は褪せにくいです。
水性ペンは色褪せもしやすいので長期間保存するものには向きません。

しかし、紙に書くなら、水性ペンは、油性ペンに比べて色鮮やかですし、裏写りもしにくいので水性ペンを使いたいところです。

まとめ

油性ペンと水性ペンの違いは、油と水という成分の違いからそれぞれの特徴が生まれています。
油性と水性との違いを知ることで、油性ペンと水性ペンの用途を絞った使い方ができます。

購入する際には、油性なのか水性なのかを必ず確認しましょう。

見分けかたは、プラスチックやペットボトルに書いてみるのが一番いい方法で、書いてみるとすぐに分かるので試してみてください。





最後までご覧いただきありがとうございました。

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