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ふにゃふにゃになったオクラは食べられる?「復活オクラ」って知ってる? 正しい保存方法も。

オクラ

夏野菜のオクラ。
いざ使おうと思って取り出してみるとあれれっ!?
ふにゃふにゃに柔らかくなっていたり先の部分が黒ずんでいたりすることがあります。

オクラがふにゃふにゃの状態になっていても食べられるのでしょうか?

この記事では、傷んだオクラの見分け方やふにゃふにゃのオクラをみずみずしく復活させる方法についてまとめました。
そして、オクラの正しい保存方法や賞味期限も詳しくまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

ふにゃふにゃになったオクラは食べられるのか?

買って日がたっていないオクラが、冷蔵庫の中でふにゃふにゃになってしまうことがありますよね。

オクラの保存に適している温度は。10~15℃です。
5℃以下の環境だとオクラが低温障害をおこしてしまうのです。

ふにゃふにゃになってしまったオクラは食べられるのでしょうか?

買ってから2,3日くらいのオクラなら、オクラがふにゃふにゃに柔らかくなっているだけならば食べることはできます。

ですが、種まで黒くなっているものは痛みが進んでしまっているので、食べずに処分しましょう。

次のようなオクラは、腐っていることが多いので食べないでください。

オクラが腐っているかの見分け方 

オクラは少しぶつかっただけでもその部分から痛んでいってしまいます。オクラは腐るとどうなるのでしょうか?
オクラが腐ったときの見分け方ですが、オクラの腐ったときの特徴は、

・切ってないのに表面にぬめりがある。

・段のオクラとは全然違う変な臭い(異臭)がする。

・オクラ全体が黒ずんだり、柔らかくなり中まで変色する。

・カビが生えている。

・水分が抜けてふにゃふにゃになったり、乾燥して小さくなっている。

このようになっていたら、腐っている可能性が高いので、食べずに処分しましょう。もったいないですが。

オクラが黒くなってる場合は?

オクラは傷み始めると、表面やガクが少し黒ずんだり茶色に変色したり、黒くぽつぽつとした斑点ができることがあります。

オクラはとてもデリケートな野菜なので、買ってきたまま冷蔵庫に入れておくと2~3日で黒く変色してしまうんです。

これは、収穫の時や成長の際についたキズも、時間が経つと黒ずみに変化します。
また、オクラにとって温度が低い環境で保存されたことによって低温障害をおこしているのです。

買って2~3日のオクラなら黒くなっていても使うことができます。
表面が黒くなっていても、傷んでいるわけではないので、食べても問題はありません。
この黒ずみや斑点は、カビではありません。

黒ずみや斑点が気になる方はその部分を取り除いて、食べるようにしましょう。
でも、表面だけじゃなくオクラの中まで黒くなっていたら、傷んでいる可能性が高いので、食べないでください。

まだ食べられるオクラの特徴を、まとめます。

まだ食べられるオクラの見分け方

傷みかけですが、まだ食べられるオクラの見分けるポイントです。

保存していたオクラがこんな風に変化することがあります。

・ ガクの部分だけ茶色く変色ししている。
・ 水分が抜け少しふにゃふにゃしている。
・ 表面が全体的に茶色い。
・ 表面に黒い斑点がある。

変な臭いや表面がぬるぬるしているなど他に問題がなければ食べることができます。
時間が経つと水分が抜けてしなしなになりますが、食べても問題ありませんので早めに食べましょう。

ふにゃふにゃオクラを復活させる方法

食べられるふにゃふにゃのオクラを、しゃきっと戻す方法です。

ふにゃふにゃオクラ全体を水にひたす

①タッパーなどオクラを横にできる容器に水を入れ、オクラ全体を浸します。
②10~15分くらいそのままにするとみずみずしく復活します。
時間は目安です。足りないようならもう少し長く入れておいてください。

ふにゃふにゃオクラをコップにさす

①コップに少し水を入れます。
②オクラのヘタの部分を切って切り口を下にしてコップに入れ、水にひたします。
③冷蔵庫の野菜室に1日入れておきます。
ヘタの部分を切るので中のとろっとした成分が水に溶けだしてしまいますがオクラは復活します。

オクラの賞味期限について

オクラの原産地はアフリカ東北部で、古代のエジプトで栽培されていたとの記録もあります。
温かい地方での栽培が多く、日本では鹿児島県、高知県、沖縄県などが中心です。

オクラは、旬が7月から9月の夏野菜ですが、スーパーなどには1年中あります。
しかし、オクラは傷みが早い野菜なので早めに食べきるのが良いと思います。

オクラの賞味期限は、買ってから2~3日はそのままの状態でも大丈夫です。
2~3日を過ぎると急速に柔らかくなったり黒くなったりするので、2~3日以内に食べれば問題ありません。
オクラは、冷蔵庫では3~4日が限度、冷凍保存することで1ヶ月ほど保存期間が延びます。

オクラの日持ちまとめ
常温保存  2~3日
冷蔵保存  3~4日
冷凍保存  約1ヶ月
オクラは基本的に冷蔵庫か野菜室で保存します。スーパーでは常温で販売されていることも多いですが、傷みやすいので注意しましょう。

オクラの保存温度は、10~15℃です。

オクラの保存に適している温度は10~15℃です。
5℃以下になると、低温障害を起こしてしまうので、冷暗所で保存するのがよいのですが、暑すぎる場合には、冷蔵庫の野菜室に入れて保存します。
でも、オクラはあまり日持ちしない野菜なので、もっと長期保存するのであれば、冷凍保存が適しています。

オクラの常温保存

オクラを常温で保存する場合は、日の当たらない冷暗所で、生のままキッチンペーパーや新聞に包んで、ヘタを下にして立てておくと良いでしょう。

オクラの冷蔵保存

そのまま生のオクラを冷蔵保存

冷蔵庫で保存する時は野菜室に入れることが基本です。

①オクラを新聞紙やキッチンペーパーなどに包みます。(乾燥を防ぐ)
②ジッパー式ビニール袋などの保存用袋やポリ袋に入れて口を閉じます。(オクラに直接あたる冷気をシャットダウン)

できれば、畑で実がなるときの向き、ヘタの部分を下にして立てて冷蔵庫の野菜室で保存します。
そのほうが、オクラにストレスがかかりにくくなります。

買ったときのネットのまま冷蔵保存すると、乾燥からオクラが割れることもあるので、あまりおすすめできません。

オクラは、濡らしてしまうと黒く変色しますので、保存の際は、洗わず保存しましょう。
洗った場合は、しっかりと水気を拭くことです。

日持ちは4~5日ほどです。

もう少し長く保存できる方法があります。

コップにオクラのヘタが浸かるくらいの少量の水を入れて、オクラのヘタが下になるように立てて入れます。
その状態で、野菜室で保存します。
水を時々交換すれば、長持ちします。
この方法で保存すれば黒く変色することが防げます。

保存期間は、5~7日程度です。

茹でたオクラを冷蔵保存

茹でたオクラは、キッチンペーパーなどで水気をしっかりと取ってから、ジップロックやタッパーなど密閉できる容器に入れて、冷蔵庫で保存します。

「ガク」を削ぎ落とし、うぶ毛をとる
かために塩茹でする
熱を冷まし、水気をよく拭きラップをして冷蔵庫に保存


あまり日持ちはしません。長期保存したいのであれば、冷凍保存が良いでしょう。茹でる等して調理したオクラは日持ちが1~2日ほどと短くなるので、食べ切れる分を調理するようにしましょうね。

保存期間:1~2日程度

オクラの冷凍保存

生のまま冷凍保存する場合

オクラは、生のまま丸ごと冷凍することができます。
まず、
①オクラのヘタの先端部分を取って、ガクを削ります。
②塩で板ずり(塩をまぶしてすり込み、まな板の上でゴロゴロ転がします。)をしてオクラのうぶ毛をとります。
③洗って塩気を取り水気をよく拭きます。
④3、4本位を重ならないようにラップに包んでジップロックなど保存用のジッパー式ビニール袋に入れて冷凍します。空気をよく抜いて密閉することがポイントです。

保存期間は約1ヶ月です。

【調理方法】
解凍せずにそのまま調理します。
凍ったまま、好みの大きさに切って茹でたり、炒めたりします。

茹でてから冷凍保存する場合

茹でてから冷凍する場合は、
①オクラのヘタの先端部分を取って、ガクを削ります。
②塩で板ずり(塩をまぶしてすり込み、まな板の上でゴロゴロ転がします。)をしてオクラのうぶ毛をとります。
③沸騰したお湯で固めに茹でます。さっと湯通し(目安は、30秒程度)です。
硬めくらいに茹でておかないと、解凍した時に食感が悪くなります。
④お湯から取り出したらざるで粗熱をとります。水っぽくなりやすいので冷水にはさらさないほうがよいです。
⑤水気を切って、キッチンペーパーなどで、さらに水気を取ります。
⑥ジップロックなど保存用のジッパー式ビニール袋に重ならないように入れて、しっかりと空気を抜いて冷凍庫で冷凍します。
⑦食べやすい大きさに刻んだり輪切りにしたりしてから冷凍することも可能です。
その際は、あとで使いやすいように、1回分づつに分けてラップに包んで、ジップロックなど保存用のジッパー式ビニール袋に入れて冷凍しましょう。

保存期間は約1ヶ月です。

冷凍保存の目安は、生のままでも、湯通ししたオクラでも約1か月。

オクラの解凍方法

解凍の際は、自然解凍か電子レンジでチンすると良いでしょう。

使う前日に冷凍庫から冷蔵庫に移し、ゆっくり解凍した方が水分の流出も少なく、味や食感の落ちも最小限に抑えられます。
スープや炒め物に使用する場合は直接凍ったまま使っても大丈夫です。
半解凍の状態だと粘りも出にくいのでカットもしやすくなります。
また味を染み込ませたいオクラの和え物を作る場合も半解凍オクラで調理がおすすめ。

時間がない時は、電子レンジの「解凍」を利用しましょう。

冷凍してもオクラの栄養は変わらない

冷凍してしまうと栄養素が壊れてしまいそうですが、オクラは、冷凍後も生も栄養素は変わりません。


オクラの調理方法と選び方はオクラを栽培している生産者にお聞きするのが一番です。

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まとめ

買ってから2,3日くらいのオクラは、オクラがふにゃふにゃに柔らかくなっているだけならば食べることはできます。

ふにゃふにゃオクラをしゃきっと復活させるには、水の中に10~15分ほどつけること。
みずみずしさが足りなかったら、様子をみて時間延長してみてください。

オクラはあまり日持ちがしないし、低温に弱い野菜です。
オクラの日持ち日数は、
常温保存  2~3日
冷蔵保存  3~4日
冷凍保存  約1ヶ月

オクラは常温だと傷みやすいので購入後は冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
すぐに食べない時は冷凍してストックしておくと良さそうです。
オクラの保存方法も参考にしてみてくださいね。






最後までご覧いただきありがとうございました。

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